中学生の力


 過去 : 未来 : メール 2003年06月19日(木)


今日は早く帰ってこれた。


チビが帰ってこないうちに更新、更新♪


今日は3年生の授業が1時間あっただけだった。


今やってるのは「インタビューをしてみよう」っていうユニット。









で、今日はペアで場面を設定して二人でインタビューをしようという活動をした。



私が中学の頃はもう英語=トレーニングで、教科書にある単語や本文を何度も何度も何度も何度も何度も・・・・読んで書いて読んで書いて読んで書いて読んで書いて苦痛でしかなかった。



でも最近は「使える英語」ってことで自分自身で何かを表現するような題材が含まれている。



だから話せるけど書けないって子も増えててなかなかテストの点数につながらないのも事実・・・。







で、その子ども達が作ったインタビュ−で光っていたものを一つ。
規則はインタビュアーはかならず三つの質問をしなければならないってことだけ。






場面設定は中国広東省。






「こちらは広東省空港です。すみませんがどちらからいらしたんですか?」
"This is Kwantong Airpot. Excuse me. Where are you from?"





「日本から仕事で来ました」
"I'm from Japan for business."





「あ〜そうですか。なぜマスクをしていないのですか?」
"I see. Why don't you wear mask?"





「マスクは売り切れててその代わりこのお茶を買いました。すっごいうれしいんです」
" It was sold out. So I bought this tea, I'm so happy."




「え〜〜?本当ですか? なんともないんですか?」
"Oh really? How is your feeling?"




「ちょっと熱が出てきました。」
"I have a fever."




「早く、医者に行ってくださいっ!!
Go to hospital quickly!!



こちらは○○○の広東省からの実況でした。」
This is ○○○、at Kuwantong airpot."






w(゜o゜)w オォー




私はこれを見たときすっげ〜〜〜〜って思った。
文法が間違っていようと、スペルが間違っていようとそんなことは二の次でこんな会話がしくめるのがスバラシイ!



私の18人の生徒たちは20分でこんなような文を作った。



いろんな場面設定があった。


福袋を買う列にいる人へのインタビュー。
巨人阪神戦をやってるナゴヤドームでのインタビュー。
お祭りに来てる人へのインタビュー。
バーゲンに来てる人へのインタビュー。
ゲームコーナーで遊んでる中学生へのインタビュー。
長島温泉のジェットコースターの列にいる人へのインタビュー。etc.


ペア活動なので9種類のインタビュ−が仕上がった。




今の中学生って私が中学生だったころより絶対レベルが高い。



ちょっとだけ中学で英語を教える楽しみみたいなものが見えてきた。






また中学生に間違いを指摘されないようにしなくっちゃ(-。-;







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