兄貴


 過去 : 未来 : メール 2003年08月09日(土)


台風がこの辺りは9時ごろもっとも接近。


その頃私たちは高速道路を岐阜に向かって走っていた。

ダーリンも出展した展覧会の受付当番だったので10時までに岐阜に行かなければならなかった。



50キロ規制がひかれている高速道路で、もう10万キロ以上走行して、しかもエアコンも時々止まるうちのオンボロ車は時速140キロを出していた。



台風の追い風か?(違


ダーリンを岐阜において私はついでに実家に帰った。


家には関東に住んでいる今日が41歳の誕生日の兄貴ご一家が来ていた。





私と彼は6つも違うためあまり遊んだ記憶もなければ、話すらしたことがない兄弟らしくない兄弟。

私が中学に入った頃、関東方面に進学してそれから家に帰ってこなかったのでそれもまた一つの原因かも。

また彼が海外に長い間住んでいたので余計に疎遠にもなった。







そんな兄貴でも結婚してカホと同じ年の子どもが生まれたら喋るようになった。


親としては私のほうが経験は豊富だし。(笑




私のお母さんはそんな私たちの様子を見ると安心するようだ。




「兄弟は二人しかいないのだから仲良くしているの嬉しいわ」
「それだけが気がかりだったのよ」




フ〜〜〜ン




ところで兄貴も私もよその土地に家を建ててその家に戻ってくる予定はない。





話をするようになった兄貴は私に言う。





「この家は何かあったら売って山分けしよう。」





私たちこんな話してるんですけど。




ソレデモ イイデスカ?   オカアサン。




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