中学英語で学ぶ時事問題


 過去 : 未来 : メール 2003年12月15日(月)


中学3年の英語で出てくる熟語。

I can't tell A from B.

既に中学卒業して何年か経っているとすっかり忘れてしまっている。
私も。(ぉぃ

教科書では

Children can't tell games from reality.
「子ども達はゲームと現実を区別できない。」



今日はこの熟語を使っていろいろな例文を練習した。

「やぎと羊の区別がつかない。」
「善悪の区別がつかない。」
「日本の漢字と中国の漢字の区別がつかない。」
「双子のもう一人のもう一人の区別がつかない」・・・など。






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I can't tell Bush from Saddam.


生徒たちにこの例文をどうとらえるか質問する。

「ブッシュとサダムは顔が良く似ているので区別がつかないということだと思います。」

字面だけ見るとそう考える生徒は少なくない。
というか、きっとそう考える生徒は多かったように見えた。
(二人の顔が似ているかどうかというのはおいといて・・・^^)

だがもう一人。
「ブッシュもサダムも人を殺して、やっていることは同じだから区別がつかないということが言いたいのだと思います。」

言葉の奥をよく読み取っている。


この秋に”Love and Peace"というテーマをもってカナダに修学旅行に行った三年生。
大事なことをいつまでも忘れないでいて欲しい。



そして私も忘れたくない。


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