これから


 過去 : 未来 : メール 2007年01月24日(水)


うちの学校のAETキャミルさんはこの7月でカナダに帰ると言われた。

もともとは1年の契約でもう一年更新して二年日本の中学校で英語を教えた

今まで逢ったいろんなAETのなかでは特に、いろんなことにとても前向きで少し日本人の感覚に近い「謙虚さ」を持ったかわいい女の子。

女の子。だってまだ23歳。既婚者ですが^^


彼女はカナダに戻ったら就職活動もしたいし、農場を持つことも夢だし、何よりも二人で住む家を決めなくては!

なんてこれから始まる人生を語っていた。


私は、まだまだ可能性の塊の彼女をうらやましく眺めていた。



すると


「リホさんはこれからはどんなことをするんですか?」


と聞かれた。



え?



私は今までは子どもが大きくなるまでは子育てと家事が両立できるように非常勤講師を続けていくつもりだ。

でも、「子どもが大きくなるまで」っていつのことだ?


今、やっていることは果たして本当に自分のやりたいことなんだろうかと考えてしまった。


子どもに関わったり、英語を教えたりする仕事が嫌いではないのも事実。


結婚する直前まで夢見ていた海外青年協力隊にまた挑戦するには今は体力に自信がない。


すでに私は38歳だ。




同じ38歳の知り合いの女性の先生が最近、「心の病気」で病休をとっている。

今までとくに何も問題なく15年もの間教員を続けていた、それなのにココへ来てうまいことまわっていかなくなったようだ。


旦那さんの話によれば、もう彼女は退職を決意し、どこか晴れ晴れとしていると言う。






人の話を聞いていると

「まだまだこれからじゃん。」

と思う。




その教員をやめてしまう彼女だって、これからきっとまた違うことにチャレンジして新しい世界が開けるだろう。






だから私だってやっぱりまだまだこれからなのだ。

そう信じ、まず自分が何をしたいのか考える。







↑エンピツ投票ボタン

My追加


とにかくまだまだこれから。



そんなことを考えた。

■ 目次 ■