学級通信


 過去 : 未来 : メール 2007年01月27日(土)


私は子ども達がもらってくる学級通信を結構楽しみにしている。

学校の様子がわかるからだ。

それにその文体から先生の考えや人柄なんかも伝わってくる。

カホの担任は手書きて年間130号を目指しているとかで、結構まめに通信を出す。

子どもの描いたイラストや何気ない落書きを集めて、それをコピーし通信に使ったり、もちろん作文なんかも載せている。

その作文も実名である。

カホが書いた作文が載ることはあまりないけれど

「へぇ。こんなことカホと同じ年でこんなこと感じる子がいるんだな。」

とかって思う。

それでも親の中では

「通信に載る子と載らない子の差があって公平ではないっ!」

「自分の子の悪さが露呈されるようで迷惑。」

「よその子はすごいこと言ってるのに自分の子は・・・・(弱」


とマイナス方向に捕らえる人もいるのは事実。

最近は通信に乗せるときは名前は出さない先生も多くなってきた。

ダーリンは名簿にだれを通信に載せたかチェックしながら作っていたときもあった。




私が勤める中学校でも同じようなことがあった。


とても熱心なベテラン先生で週に2回以上は通信を出す。

どの担任の先生よりも多くの通信を出す。

でも二学期の終わりにその通信にクレームが出たのだ。



「通信に載る子はいつも同じ」

「一度も乗せていない子がいる。」

「文章がおかしい。」



その先生は怒ってしまった。

第一号から調べて見たが通信に乗せていない子はだれもいなかった。

文章がおかしいとは言っても、教頭などに一度見せてから出している。






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友達の子がそこのクラスにいる。


その話をしたら驚いていた。


「えー。楽しみにしてたのになぁ。」



そういう親だっているのに。


それに先生も子どもたちのためにやっているという自信があればやめることもないのに・・・。



「学級通信」

読まずにすぐ捨てる人もいる中、批判するってことはしっかり見てるってことだからいいことよ。


究極の前向き思考で行きましょうよ。







そんなことを思ってはいるが、隣に座るその先生に言えずにいる私である。

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