くもりときどき、はれ。
そら



 うまくいかないふたり。

頭に来て頭に来て仕方がなかった。
ずっと考えてた。
でも昔より頭は混乱と悲しさでいっぱいにはならなかった。
慣れた、というのだろうか?こういうのも。

慣れって恐ろしい。
悲しいことにさえ慣れてしまうんだから、生きる為に。

夕刻、文句メール出したら返事が来た。

「会えないか?」と。

でも、すれ違ってしまった。

でも、私は文句いいつつ、やっぱり彼の元へいってしまったのだが…


……行ったら寝ていた。


やっぱり昨日と同じだった。
具合が悪い、疲れていると言って寝込んで
ほとんど会話はなく、私だけが話しをしていただけだった。

また意味がなかった。

もう、ダメだと思った。冷静に。


それから職場に戻り仕事。

明日も遅くなるだろう。


私がガミガミ言うのがいけないの?


昨日の女は前の彼女で、まだ友達としての付き合いがあるそうだ。
私は、彼と初めて付き合った為にそういうのがない。
しゃくにさわる。
でも、彼はそういうの理解してくれる人じゃない。

彼が大事にしてくれるんだったら、
元彼女と今も連絡取り合っているの教えてくれて
嘘をつかなかったらこんな誤解とか私への不安感はなかったはず。

聞かない私がいけないんだって、
私が言うのうるさいんだって

聞けないでしょう。そんなこと。
どう思いつけっていうの?
何も話しをしないくせに。
自分の話しを全くしないくせに。

私も恋愛遍歴繰り返そうかしら?
いろんな男と付き合ってみようかしら?

そういう前例がないから、ホント苦しい。

わがままかもしれないけど
彼がそれなりに大事にもしてくれないのでこうなるんだ。

布団かぶって全く向き合わない。

この先もきっと同じに思えた。
夫婦になってもきっと会話のない夫婦。
疲れたから会話がない。冷たい家庭。
今が将来に反映する。
今が未来に繋がるのだから。
彼はそれが理解できないでしょう。

私がうるさくてくどい女だというのはわかってるよ。

でも、間違ってない。

彼の言うことが嘘ではなかったとしても、
はじめにちゃんとした本当の事を言わないから
悪く想像膨らませてしまうのは当然なのだ。

もっと話しが出来る人がジブンには相応しいのかもしれない。

彼は多分誰も幸せに出来ない人だ。

勝手な私の意見だけど。
私としては、そう思う。

一緒に家庭など築けるわけもない。こんなんじゃ…

また怒って、私は彼の家を出ていった。



2002年02月12日(火)
初日 最新 目次 MAIL


My追加