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■ 秋の狂桜
秋に咲いた桜の写真を見せたら 職場の人は�犇犬ず蕕��瓩犬磴覆い痢�と言ってた。
気づく人だけが気づくのね。 この桜は…。
でもどうして、私が気がついたのかしら? そして、この秋の桜は私が撮った写真の中で咲きつづけるのね。
仕事の帰りに母と夕食を食べて、お茶飲んで帰った。
「そういえば彼とはどうなっているの?」と、聞かれた。
どう、答えようか迷ったけど…
「昨日も会ったよ。でもちょっと疲れる。会話あまりないから」 「え、そんなんじゃうまくやっていけるの?」
まさか、「私も今それで悩んでいます」とは言えるはずもなかった。 昔は私も「こんないい人はいないよ」と素直に言えた。
「結婚を、来年にするかもしれない」
母はそれを聞いて
「相手は誰なの?大丈夫なの?私の二の舞はしないでね」
そう言った。
大学生の彼が当時無職だった私と付き合うことが 信じられなかったようだ。 大学生なら大学にいくらでも彼女がいるはずだと母は思ったのだ。 だから私が遊びではないかと心配していた。
あぁ…そう言われると踏み切れない。
重荷になる。
周りが納得しなくてもいい、 私は、私が納得する結婚がしたい。 それなら離婚をしても後悔はしない。 私が選んだ道なんだもの。
だから、今決められない。
�狢召縫ぅぅ劵箸�、自分にフサワシイヒトがいるんじゃないか��
そう思える、声が聞こえる。 でも切れない。
なんて想像力なんだろう?
忘れもしない11月に事務局長と私がふたりっきりになった夜のことを 今も身体も心も忘れていない。
事務局長に抱きしめられた時のシャツの感触。 それはあっという間で 気がつくといつの間にか私は事務局長の胸の中に居た。 気がつくと、事務局長の鼓動が聞こえて かなりドキドキという心臓の音が聞こえた。 きっとあの時事務局長もドキドキしてたんだ。
「大丈夫、いつでも胸かしてあげる」 そう言ってくれた。
優しい言葉に弱い私。 他の人ならこうならなかった?
その時まで事務局長のことはなんとも思っていなかった。
そう 昔は事務局長のこと気味が悪いと思ってた。 近づかないようにしようと思ってた。 初めて会ったその日に今度お酒のみに行こうと誘われたので 社会に出たての私は恐くて近づかなくなった。
今では懐かしい話。 その人の残像がが今日は私の周りを離れなかった。
狂った秋桜のように 誰にもわからないようにそっと咲いて 私だけが知ってる。
「癒してください」という事務局長。 はっきり言い過ぎだけど、そういうところが好きで そういうところが彼にはないところ…
私、ほんとは事務局長を想っているんだよって知ったら きっと喜んでくれるんだろうな。 Uさんが本命でも 喜んでくれるんだろうな。
あぁ…なにを考えているんだろう?
なにを求めているの?
あぁ ほんとに…
2002年03月11日(月)
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