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■ 性格が未来を決めていく気がする。
書き直した文章を指定の場所に持っていった。 そこはいつも本部長がいくいきつけのバー。
少々私には高い店だが、 雰囲気もそこに居る方も好きで、お酒も食事も美味しい。
さすが本部長はセンスがいい人だと想う。
私は車だったので飲むことは出来なかったけど 飲んでいて久しぶりに本部長に詰められた。
「なぜ、隠していたのか?」
ひろあきとつきあっていたことを なぜ隠したのかと問われた。
それが組織をおかしくしたんだといわれたが
私はそれだけでこんな大きくはならないと想うので それはまともに請合わなかった。
人のせいにしても解決しないし。
そういわれて
「あの時はそれしかなかったんです」 としか言えなかった。
それ以外の答えを私は見つけられなかったと想う。
これこそ自分の性格で決まっている道というものではないか。 選んだ道の先にあることなのではないかと想った。
ひろあきとも 付き合ってから別れることは決まってたはずだ。
昨日、本部長は私と会ってから隣県に 事務局長と仕事に出かけた。
新しい事務局長と一緒に。
その事務局長には赴任してきて3日目に 私とひろあきのこと、 それに関連する出来事など、 今まで起こったことを総てを打ち明けたという。
それから
ひろあきと辞めた副本部長のところへ一緒に 引継ぎで新しい事務局長が一緒にいった時に
副本部長と一緒になってひろあきは 本部長の悪口を事務局長に言ったそうだ。
恐らく、自分がいなくなった後も 本部長と事務局長の仲をよくなくさせて
本部長を追いやるための手段だったに違いない。
けれども事務局長はその手には乗らずに その人たちがおかしいと想ったという。
その一件については 先手を打っていて良かったと本部長は言う。
今度の事務局長と 昨日私が前に居た事業所の仕事がなくなるので
その県にいって委託先と話をしてきたそうだが 仕事はもうきられるそうだ。
これは、多分所長の力の無さだと想えた。
力が無いということが、人を不幸にする。 仕事を失う人間のことを思えば、つらい。 そしてそのような事態にし、責任をこれから取らなければならない 新しい仕事も探さなければならない所長に対しても
力がない事で自分自身を追い込めたと思えて成らない。
勤めていた時にこの人はダメだとおもった人は 皆いなくなっていくようだし
ダメだと想った人も
もう本部長も同意見になっている。
自分自身はやっぱり鋭い目を養ったのかなと思える。
しかし
「男を見る目はない」と言われるが…。
専務への手紙を書きなおした。
そのページ数はどの位かと
昨日事務局長に聞かれて
「11枚」と本部長は答えると
「そんなに想いがあるんですか!」と言ったという。
「戻ってくればいいのに!」
熱血の事務局長は 会ったこともない私に対してそう言ってたという。
それを言いそうになって バーで泣きそうになったという本部長。
私は今日、何を言われても 一粒の涙も流さなかった。
私は動じなくなった、前よりも。
「戻って来いってよ!」
本部長は私のバシっと肩をたたきまくった。
「ありがとうございます。感謝します。」
私は答えた。
「でも今は無理です。 ひろあきのことも今のままで戻ることは 自分にとって辛い思いをするので、難しい。 今は力をつけるべきで、時期を待つべきだと想っています。 戻りたくても今は時期を待たないといけない時期ですから」
「うん。だから事務局長にはまだだって言ったんだ」
「せめて、専門学校を卒業する3年は待ってください。 ひろあきのこともすっかり気持ち的にさっぱりして戻りたい」
バーで本部長は私に言った。
それが幸福になれないからだというのでしょう。
浄化させてあげることが 楽になれることなんですよね?
本部長にあの言葉を言われて
自分がどの位かひろあきに恨みを持っていること 強い想いを抱いていることを理解してくれていると想った。
そう想ったら肩の重みが少し消えて楽になれた。
2005年02月15日(火)
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