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2001年07月16日(月)    +++苗ちゃん+++

  昨日 YAMAHAの時の同僚の苗ちゃんの赤ちゃんを見に行った。
  7月10日に 待ちに待ったBABYが 生まれたのだ。
  自分のことのように 嬉しい。
 
  苗ちゃんは私より 2つ下なのだが とてもしっかりちゃっかりしていて
  私の方が 先輩であるにもかかわらず いつも引っ張って行って
  もらっていた。
  
  エレクトーンハウスと言う所は 女社会で ずっと共学でやって来た私には
  とても信じられない世界でもあった。
  人間関係も なかなか複雑と言うか 女同士の足の引っ張り合いがあり
  それが 自然と誰かへのいじめにも発展したりしていた。

  ご多分に漏れず 私も思いっきりやられた。
  ほとほと疲れて退職しようとしたら 別の道をも遮断された。
  胃炎を起こし はげた。音楽 続けなくてももういっかぁ!と思ったとき
  苗ちゃんが 入社してきた。

  彼女は当時21歳くらいだっただろうか?面接の時に
  「25歳くらいまでしか 勤めませんけど・・・」と言いきったツワモノ。
  のちに なんでそんなこと言ったのか?と尋ねたら 
  「それくらいには 結婚したいから・・・」と言ってのけた・・・。
  別にその時に 決まった相手も なかったようなのだが 
  自分で決めていたらしい。

  私が↑のことで 悩んでいるのを 一掃するようにやって来た苗ちゃん。
  先輩にも 間違ったことは違うと言ってのけ それだけの働きを
  どんどんしていった。彼女が 店頭で勧誘する生徒さんの数は
  1ヶ月50人以上。会員数(生徒数)が250人くらいになり
  パニック状態になったこともあった。
  ある月は エレクトーンの売上も2人のペア―で
  30台に上った。店全体の売上が 日本一になったのも 彼女の力が
  大きい。

  バブルの全盛期だったので 色んなところに遊びにも行ったし
  ヨーロッパでは おとぼけ珍道中になった事も いい思い出。

  退職後 彼女は神戸市のループバスのコンパニオン指導 制服のデザインと
  多彩にセンスを発揮して行った。

  結婚して 和歌山に転勤になっても そのパワフルさは変わらず
  テニスをすれば 大会で良い成績を取るわとビックリすることばかりだ。

  震災の時も 水や雑誌の差し入れをわざわざ届けてくれたり
  その後建てた家のカーテン類は 苗ちゃんのお父さんに
  お任せして 良いものを仕立てて頂いた。
  実に気配りも効く。ホント家族で世話になってるなぁ。

  いつも 驚かされるけど 私は ずっとずっと苗ちゃんに
  逢えてよかったと そしていつもありがとうって思ってる。
  言ったことないけどね。

  さて生まれて来たのは 男の子。女の子が欲しいと言っていたけど
  パワフルな苗ちゃんには 男の子も充分育てられるよ。

  きっと 元気で多彩で たのもしい子に成長することだろう。
  苗ちゃん おめでとう!
   




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