Silent Song
DiaryINDEX|past|will
2001年10月22日(月) |
「幸せ」なんて知らなければ良かった |
「幸せ」なんて知らなければ良かった
それを知ってしまったら なまじ、その一時の 人並みの幸せと希望を持ったばかりに
またもとの場所に戻ったとき
立ち直れなくなる
その時と比較して 今の現状の壮絶な苦痛と絶望に
もう耐えきれなくなる とてもやりきれなくなる
「暖かさ、希望」・・・
これが「生きてる」ってことなんだ… これが「健康でいられる」ってことなんだ…
自分が苦しかった経験した時期が どれだけ「孤独」「惨め」で 「正常を逸脱した耐えられないような状況や苦痛」だったのか、痛いほど痛感した
悲しくてやりきれないくらい 悲しいことだった
そして 「もう同じ所には絶対… 二度と戻りたくない」って… 「きっと戻ることなんてないだろう」って
そう信じて疑わなかったのに…
決して「多く」のものを望んだわけじゃなかった…
本当に、ただ、 何気ない「人並み」の幸せ それだけで良かった
多くは望んでなかった
ただ「苦しくなく」「悲しくなく」 笑うことができて… 呼吸していても淋しくなくて 辛くもなくて…
ただ「苦痛なく」 穏やかに時を過ごすことができるなら
ただそれだけで良かったのに…
・ ・ ・
運命は残酷だよ
残酷…すぎるよ!!
こうやって
元の場所に絶望や苦しみに 叩き落すのなら
どうして希望なんて…抱かせたの?
さらなる失望と悲しみを 体験させるためだったの…?
もう… こんな思いをするくらいなら
初めから「人並みの幸せ」なんて いらないよ・・・・
|