Silent Song
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2001年10月23日(火) |
【悲しみと憎しみの連鎖】 |
ほんわか、ほんわか…
自分の苦しみを理解してもらえると すごく救われる気がする
自分の悲しみを知ってもらえた時 解放される気がした…
人がものすごい苦しくて辛い時 心が枯れてしまうくらい 苦しくて辛くて人間不信でもう身動きできない状態にまで陥ってるとき
心がボロボロで立ち直れない状態のとき もう自分の意志だけで頑張って自分をふるいたたせることも不可能になったとき
助けを求めたくても 人に優しさを信じられなくなった時
癒しや温かい気持ち以外に その人を救えるものはないと私は思う…
・・・すくなくとも私はそうだから
それを得られないままなら そのままでは苦し過ぎて生きていられない
・・・でも だからといって死にたくない
だから…もう他にどうしようもなくて 心をコロして生きるしかなくなる
「生きるために・・・」
心を枯らさないと、これ以上生き延び耐えるしか 道がないから…
壮絶な悲しみと苦しみを吸い込んだせいで 心が枯れてしまった場合… そんな自分を…自分の荒んでしまった心を… 穢れた意志を自分で意識するにつけ さらなる悲しみとやるせなさに苛まれ、 救われないことへの嘆きは深まるばかり…
・・・そういう風に・・・
最後の最後まで救いや許しや温かいものを 得る機会がなく
心を枯らさなくてはならなくなった人達はこの世の中にどれほどいるのだろう・・・
そういう状況しか与えられなくて でもその中で必死で生きていくしかなくて… 救いにも巡りあえなくて 結果として心を枯らさざるえなかった人たち
自分と重ねあわせ、そのことを思うと 胸が痛くて どうにもやりきれない気持ちで一杯になる 胸が…くるしい
その人達が悪いわけではないのに・・・・ そうしないと 正常な精神では生きて行けない・・・
それくらい辛かったのに…ね…
分の悪い賭け・・・だよね?
そして… 救いを得られず、行き場もなく極限まで追い詰められたニンゲンは 自らに溢れる辛さ、悲しみ、救われないこの世への怒り、人間への憎しみを 他にも流さないといられなくなるのだ
そしてそれを対象もまた 救われぬ悲しみ辛さ怒り恨み憎しみを根ざしていく
【悲しみと憎しみの連鎖】
そこまでになるまでに救われてたなら、 救ってあげる人がいたのなら
この世がもっと温かいものであったら
連鎖はとめられたのに・・・・
初めから心が枯れてる人なんて いないと思うのに・・・
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