Silent Song DiaryINDEX|past|will
![]() 散ってしまえ はらはらと落ちる 花びらのように。 砕けてしまえ バラバラと音をたてて 崩れる岩のように。 壊れてしまえばいい、 すべて、すべて・・ そうして たった一人になるのだ。 ・・・。 この世に怖いものは 何もない。 ガラスのコップを 握りつぶすように・・・、 ・・・そう、 深い深い、 夜の闇を映した瞳で 氷の月のように 冷たく静かに微笑むわ。 砕いたガラスで切れた手から 深い真紅の血を流しながら・・ きっと 美しく微笑めるわ・・・。 ************** 大きな大きな 破壊的な感情のうねりが 心にうずまく 嵐の海の 捩(よ)れている大きな波のように 自分の胸を穿(うが)つ ・・そういうときは 自分を傷つけたくて 仕方なくなる。 血がみたいと。 己の血がみたいと。 ------------------------------- 自分を破壊させたくなる。 --------------------------------
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