QP-Days
くづき



 エリザ500回記念/完全なるモノとしての「死」

始発の電車に乗って羽田へGO!
大阪は梅田コマ劇場へ行って来ました。

今日の舞台はある意味くづきにとっての理想系。
いいのか!?こんな展開のエリザを観ていいのかッ!?とワクワクしっぱな
し。
特に内野トートに関しては初めて最初から最後まで「カッコええー」と思いま
したさ。
帝劇ではあんなに「粘着ストーカー勘違い野郎」だった銀トートがこの変貌ぶ
りは何さっ!
そこにいたのは人間の娘への恋に戸惑い慌てふためく「死神」ではなく、全て
の生あるものの終着点として存在する「完全なるモノ」としての「死」でし
た。強く美しく無法でありつつ大らかな存在。

トートが強くなるとシシィたちも強くなるねぇ。
今日のキャラは皆誰かに踊らされている訳じゃないの。
シシィもルドルフもフランツもゾフィーもそしてルキーニも皆自分を信じて、
己の意思で戦って踊って死んでいくのよ。
(あ、フランツだけは途中でちょっと放棄してるか・・・)
その上に君臨する「死」のカリスマ性にヤラれまくりでした。
銀トートはシシィへの思いが強すぎて、他の人を平気で踏みつぶすような印象
が強かったんだけど、今日は全てに対して「死」としての敬意をはらえる大人
なトートになってました(><。
ギャー、これだけで全然印象変わるじゃん。

ちょっと興奮が抜けてないので頭が冷えたら再掲するか。

カテコでは鈴木陛下が背中に「500」とお手製の数字を貼って登場。
ああ・・・陛下ってば。

2004年11月21日(日)
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