航海日誌

2001年06月09日(土) 兔さんの事情(今日はなんとなく曲がない)

というわけで、何だかページが空くのも嫌なので、うちの兔のパロ話を書く。
以下かなり妄想入ってるので、注意。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺は朔夜。一応飼いウサギである。
どういうわけだか、今の主人に飼われて、なかなか波瀾万丈な日々を送っている。
はじめはウサギとしか呼ばれなかったんだけど、最近は短縮してサク!(とよく怒られる。何故だ?)

今日は大変な目にあった。正確には日曜の朝。朝食も終わって、人がせっかくうとうとしかけたとこに、主人が来た。
でも。
なんでそっちに行くんだ!?

説明すると、俺の家の隣には、茶色の図体ばかりでかい奴がいる。
名前は清。こいつをよりによって俺を買って1ヵ月目に買ってきた。(主人が。怒)
ことあるごとに俺の縄張りを荒らす、ふてえ野郎だ。
確かに。たっぱはいいし、顔もまぁまぁだ。そこそこおとなしくしてるから、主人にも気に入られているようだ。

だが!!何であんなどこの馬の骨ともわからん奴にそんなにかまうんだっ!!
・・・・?
あれ?

清の奴は、どこかへ連れられていった。そして、帰ってきた時には大急ぎで家の中へ走って行ったのだ。

おかしい。

主人は俺を見てにっこり笑い、家の扉を開けた。

あやしい。

でもこうやって素直に開けてくれることもめったにないから、俺は勢いよく飛び出す。
したら、つかまった。
この時期は暑い上に、俺たちはアンゴラ。つまり、毛皮だ。
暑いというレヴェルじゃない。
なのにそんな俺をおかまいなしに、主人は抱きかかえ、つれていく。

どこへ?

嫌な予感がする。

連れていかれた先は、タオルが置いてあって、どうやら濡れていた。

み、水!?

念のため言っておくが、ウサギとゆーのは大概水がキライだ。
中には温泉につかるウサギもいるが、俺はあの音を聞くだけで嫌だね。

ちょっとまて。

勢いよい水音がする。

それから、俺の思考は完全に止まった。


気が付いたら、タオルにくるまれていた。

助かったという思いより、何よりそこから逃げ出したい一心で暴れてみたが、
無理なことだった。
ようやっと家への道にたどりつくと、俺は一目散に家へ入った。

冗談じゃない。
冗談じゃない。

俺たちは確かに綺麗好きだけど、人間のそれとは大違い。
毛並みだって自分で整えるのだ。

なんだか、疲れた。
今日も暑いが、いい風だ。
うとうとしながら、横になる。
ぬれた毛がちょっと涼しいけど。


END

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いやあ、時間のない時にやるもんじゃないね。(笑)
おちがない。
やまもない。
つまらない。
ごめんなさい〜。今度は十二国記のパロです多分っ、ではっ。


 < 過去  INDEX  未来 >


SIA [MAIL] [HOMEPAGE]