ゆううつ - 2001年06月02日(土) 時間をちゃんと元に戻して、朝早くからセミナーに行った。 この一週間日本時間で生きてた。 インターン仲間も二人来てたし、新しい研究報告聞いて、なんかものすごく久しぶりに勉強したって感じがした。頑張らなくっちゃってまた燃えたのに。 メーターパーキングの時間帯より10分早く車を停めただけで、駐車違反のチケットを切られた。罰金35ドル。 帰りの高速は中途半端な時間帯なのにまだ渋滞。とろとろ運転してるところに突然時差ボケが来た。 車の中であの人の名前を叫ぶ。「助けてえ。眠たいよお。なんかおもしろい話して笑わせてよ〜」。運転中に睡魔に襲われたときに取る対策。でも今日は全く効果なし。あの人のジョーク思い出せない。FMをがんがんかけても効果なし。大事なファイルを失くしたゆううつ。違反チケット切られたゆううつ。それから・・・。 うちに帰るのがいやだった。 うちに帰るとまたひとり。 うちにいると、考えるのはおんなじことばっかり。 それに、月曜日まで声が聞けない。 「月曜日まで遠い・・・。」 「メールしてよ。待ってるから。」 ちゃんとわかってくれてる。メールがまた出来るようになって、前に戻ったみたいで嬉しいわたしの気持ち。だけど・・・。 「あなたもちょうだい。」 「うん。時間見つけて書くよ。」 ウィークデイは毎日忙しいのに、週末もフリーの仕事してる。頑張りやさんのあの人に刺激されて、わたしもずっと頑張れてたのに。今はだめ。今は週末は特にゆううつ。週末の夜は彼女と過ごすって知っちゃったから。絶対絶対わたしのものにならない、週末の夜のあの人のこころ。 来ないってわかってるメールを探して、あの人専用のアカウントにアクセスしっぱなし。 前に来たメールを何度も何度も開けて読んでる。 「お互いフリーじゃないんだから、苦しいのはしょうがないんだよ」って、最後に会った日にあの人が言った。 「彼の存在が生活の一部(一分)になってしまっていても、後の九分を充実させればいいんじゃないかな」って、ある人がメールで教えてくれた。 わたしの気持ちに終わりは来ないから。 あの人の気持ちにも終わりは来ないから。 そう言ってくれたから。 だから、ふたつの気持ちとちゃんと上手につき合っていかなくちゃだめなんだね。 なんでこんなに不器用なのかなあ。 うちに帰って、重たいこころを引きずりながらベッドにもぐったら、また日本時間に戻ってしまった。 起きたら、雨。 コーヒー豆を買いに行かなきゃ。 でも雨がゆううつ。 -
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