I'm panicking! - 2002年04月03日(水) 大変なことになってる。 書類が弁護士事務所に届いてないってメールが来た。 病院の HR のディレクターに、昨日のうちに絶対送り返してくれるようにあんなに念を押したのに。おまけにディレクターは今日はオフで、連絡がつかない。送ってくれたのか、送ってくれたとしたら何時に送ってくれたのか、それともまだ手元にあるのか、わからない。明日中に届かなければ金曜日のうちに書類は政府にファイルされず、わたしはあの街に帰ることが出来ない。 「明日の朝一番に HR に電話して確かめます。昨日の5時以降に FedEx で送っているなら、明日にはそちらに届くはずです。もしディレクターの手元にまだあるのなら、わたしが HR に取りに行って、その足で何とかそちらに直接持って行きます。念のため、そちらからも電話で確認を取ってください」。 そうメールで返事を送ったけど、もう胸がドキドキしっぱなしで落ち着かない。 HR はもうひとつの方の病院にある。そこに取りに行ってから弁護士事務所に届けに行くとなると、仕事を2時間は抜けなくちゃならない。あの意地悪チーフが何て言うか。でもそんなこと言ってられない。あの街に行けなくなるだけじゃない。6月以降仕事を一時的にしろ辞めなくちゃいけなくなるかもしれない。ダメって言われても行くしかない。 タックスの申告も終わってない。 国税の方は出来たけど、州税と市税がまだ残ってる。 わかんないとこがあって、もうとっくに提出したドリーンに電話したら、延々2時間半もしゃべってしまった。こんなときに何やってんだか。 モーニングコールをかけたら、相変わらず忙しいあの人は自分で起きてもう仕事に行ってて、「今外だけど、会社の人と一緒だから」って言われた。聞いて欲しかった弁護士さんのこと、なんにも話せなかった。 「大変なことになってるのよ」。会社の人と一緒だっていってるのにわたしは言う。「何? 何? 例のあれ? ああー聞いてあげたいけど、どうしよう? あとでこっちから電話するよ、ね」。慌ただしげだったけど、あの人はそう言ってくれた。でもかかって来ない。ああ、ドリーンと電話してるあいだにかかって来てたのかもしれない。バカ、わたし。話したってどうにもなんないし、あの人も聞いたってどうしようもないけど、あの人はこんなとき、いつでもわたしを落ち着かせてくれるのに。どっから思いつくのか、全然予想もつかないこと言って、ちゃんと落ち着かせてくれるのに。 寝よう。今日はもう寝よう。明日1時間早く行かなきゃ。 そう思ってたのに、コーヒー2杯も飲んじゃった。 洗濯もしなきゃいけなかったんだ。 アイロンもかけようと思ってたんだ。 ほんとに何してんだろ。 何にもしてないよ。何にも出来てない。 イライラ落ち着かないのに、たばこは1本の半分しか残ってない。 さっき最後の1本吸ってて、半分明日の朝に残しとこうって消したヤツ。 イライラ落ち着かないくせに、明日何着て行こう、とか考えてる。 どうなってんの? この頭。 「もうすぐだねー。気をつけておいでよ。みんな待ってるからねー」なんてリサからもメールが来てるけど、返事が書けない。行けなくなったかもしれないんだよー。 寝よう。寝よう。もう寝よう。 でも寝られそうにないよ。 誰か時計を一日巻き戻して。 -
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