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知らん顔して - 2004年10月15日(金) 「Marco のクラス、すっごくいいよ。彼が使う音楽もすっごくいい! あなたもおいでよ、このクラス」。 スタジオのサルサ・パーティで出会った新しいサルサ友だちのチャイニーズの男の子にメールを送った。 と思ったら、間違えて前の街の友人たちのグループ・アドレスに送っちゃった。 「帰って来てるの????」ってリサがメールをくれて、わかった。 「ごめんー。アドレス間違えて送っちゃった。恥ずかしいー」って、慌てて近況報告と一緒にすぐにみんなのグループ・アドレスにメールを送る。 ボニーとミシェルとスーザンとケンディーとヒジューが次々にメールをくれた。 なつかしかった。ずっとずっとメールなんか送ってなかった。 今日は新しいサルサのクラス。 Marco はほんとに素敵に教えてくれる。チャイニーズ君とはダンス・パーティの時とおんなじに息があって、とても上手く踊れた。なんか2週間ですごく上達したような気がする。嬉しい。 デイビッドとは月曜日に会ってから、声も聞いてない。今日メールで少し話しただけ。ちょっと淋しいけど、でもいい。先々週の教会以来、わたしは少し変われた。邪悪な心も心配な気持ちも、power of evil のせいだってわかったから。ちょっと淋しいのも power of evil のせいなのかな。 明日は久しぶりの週末の仕事。 来月の初めから、新しい病院に移ることになった。 あと2週間。 新しい病院。新しいダンスのクラス。先々週から行き始めた新しいタンゴのクラブ。 一から始められそうな気がする。 穏やかな気持ちで過ごせた金曜日の時間を信じて、 デイビッドにも新しいわたしを見せよう。 power of evil には知らん顔して、気づかない素振りでやり過ごそう。 また突然、季節が変わった。 まだヒーターの入らないこの家のわたしのアパートは寒くて、コーナー・ヒーターのスイッチを入れる。 透き通る冷たい風。 色づき始めた通りの木々。 あの街はもうすっかり秋の色のはず。 真っ青な空に突き抜ける高い高い木々を覆う、黄金色に輝くメープルの葉っぱたち。 少し帰りたいな。 会いたいな。あの街のみんなに。 ダメ。知らん顔してやり過ごすんだ。 -
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