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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2001年11月26日(月) 関係者来訪 ミーティングにいきなり(でもないか)関係者の方々が見えられました。
「関係者」というのもAA用語でしょうね。医療・福祉関係の専門職の方をまとめてこう呼びます。今回いらしたのは、病院のドクターから学生まで含めて4名の方。こういう事態は久しぶりなんで、結構緊張しました。ミーティングの終わりにコメントを頂きました。
医療の側から見ると、依存症の回復失敗例しか見ることができません。それはそうでしょう。順調にソブラエティにたどり着いた仲間は、あまり通院したりしないのが現実で、医者の前に顔を出すのは、依存を断ち切れない例が大多数なわけですから。そうした状況の中で、回復への希望を維持しつづけるのは難しく、時には無力感に悩まされるという話も伝え聞いたことがあります。
自助グループに顔を出すと、そこには回復に取り組んでいる人間の姿が見えるわけです。今回頂いたコメントも、そうしたニュアンスを帯びていたかもしれません。そういえば、入院のときに世話になった先生に手紙を書こうと思いながら、何年も過ぎてしまいました。スポンサーにも手紙も書いていません。
ああ、そういえば年賀状の季節ですね。僕の出す年賀状のほとんどは、AAのメンバーあてです。残りの少数は大学時代の友人と、親戚ぐらい。
AAがなかったら僕はだいぶ孤独でしょうね。
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