心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」

たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ過去へ未来へ


2002年05月12日(日) 『どうやって 飲まないでいるか』

『どうやって 飲まないでいるか』という本を読んでいます。
(これはAAメンバーが飲まないために利用したさまざまな方法である)という副題がついていて、180ページぐらいの薄い本です。もちろん、アメリカのAAの本を訳したもので、その原題である「リビング・ソーバー」という名前でも親しまれています。中には「飲まない」ための31種類の方法が載っています。例えば15番は「怒りと恨みにご用心」と言うタイトルで、「怒り」がいかに危険な感情かという話が書かれていたりします。
最初に読んだのは、今回AAに戻ってきた頃でしょうか。誰かが僕にプレゼントしてくれたのか、それとも自分で買ったのか、もう忘れました。でも、ビッグブックやら12&12やらの「堅い」文章ばっかり眺めてきた目には、この本全体にたちこめる「親しみやすさ」「気楽さ」といった雰囲気がとても新鮮に映りました。最初は千数百円とけっこう高価だったのですが、ビギナー向けの本としてもっと安く提供すべきだという意見があって、700円(だったかな)にディスカウントされました。
自分のは、誰かにプレゼントしてしまったらしく、手元にないので、一回読んだきりで、中身もなんとなく覚えているだけでした。今回のオープンスピーカーズで、仲間へのプレゼント用に数冊買ったのですが、ひさしぶりに読んでみて、手元に一冊置いておくことにしました。お気に入りの本である、という理由もあるのですが、たとえ何年のソブラエティを続けようとも、「どうやって飲まないでいるか」は大切なテーマなのですから。
(というか、サジェッション用のアンチョコだったりして)。



もくじ過去へ未来へ

by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


My追加