ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年06月24日(月) SSRI ずっと(四環系の)伝統的な抗うつ薬を使っていました。
もともとその薬を使っていたのですが、SSRIが認可になったときに、早速医者に切り替えてもらいました(デプロメールだったかな)。プロザックのように「性格を変える薬」なんてことはないのですが、なんとなく「フットワークが軽くなったような気がします」と医者に言った覚えがあります。 しかし、今考えて見ると、それまで悩まされていた副作用を味会わなくなって、気分が軽快になっただけなのかもしれません。
その後SNRIの認可といっしょに、それに移行しました(トレドミンだっけか)。坑うつ薬は「ブレーキを緩める」か「アクセルを踏む」か、どちらかの薬なんですが、このSNRIは「アクセルを踏む」傾向があって、体が疲れても「まだまだいける」という気持ちが残るので、しまいには、体が疲れきってしまいました。効き目はあっても、僕には合わない薬だったのです。
そんなわけで、もとの薬にもどしたのですが、いろいろと副作用が復活しました。瞳孔が開き加減になるので、日中の外ではまぶしく感じます。 高速道路を2時間も運転すれば、しまいには、案内の看板の字も読めなくなります。 口が渇いて大変しゃべりにくいのには慣れたのですが、鼻の粘膜も乾いて鼻血が頻発するのにはまいりました。鼻血は副作用のリストには載っていないので、耳鼻科に案内状を書いてもらって行きました。
「口と鼻はつながってますからね、鼻の粘膜が乾いて炎症を起こしてます」
さて、副作用であることははっきりしたのですが、ここでひとつ問題があります。この高ストレス下で、違う薬に切り替える(当然その間には薬の効かない日もある)か、それとも、いつとも知れぬ未来まで延期するかです。30秒ほど考えて、パキシルというSSRIに切り替える決断をしました。
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