心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年08月04日(日) 遺伝子は人の心の幸せを斟酌しない

寝る前に少しずつずつ『なぜ美人ばかりが得をするのか』という本を読んでいます。(ビッグブックじゃなくてね)。 毎日読むわけじゃないし、読んでもせいぜい数ページなんで、3ヶ月たっても半分ぐらいまでしか進んでません。
女が「たくましい男」を好ましく思うのは、自然なことだそうで。 穴居生活を送っていた頃は、背の高く、筋肉のある男は、狩猟の成果も期待できたわけなので、これは遺伝子に刻まれた記憶でしょうね。 現代では「より収入のある男」が、自分の子供に投資してくれる可能性が高いので、必然的に人気が高くなります。 だから、女性は、男が美しいかどうかということは、実はあまり重要視していないとされています。 (俳優がモテるのは彼が成功しているから)。
逆に、男は「女が美しいか否か」という点を最重要視するそうです(確かに)。しかしそこには、女性がパートナーを選ぶときのような、論理だった背景は存在していません。なぜ、男は不条理にも美人が好きなのか。 美しさに何の価値があるのか。美しさの意味が、本の後半で解き明かされるのか否か。 僕がそれを知るのは年末かな。男が美人を好きで無かったなら、女は化粧もダイエットもしない。 女同士競い合いもしない。男がライバル心を燃やし、成功を競うのは、女からの視線が根底の価値基準になってんでしょうね。
文脈を貫いているのは、「遺伝子は人の心の幸せを斟酌しない」という冷徹な事実です。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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