心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年09月11日(水) ネット断酒

最近「二郎さん」のところの掲示板に出入りしています。
毎日、たくさんの投稿にコメントをまめにつけて、几帳面な方だな、というのが印象です。モデレーター役というのは、結構大変なんですよね。もっとも、あの方にとっては、毎日の書き込みが日記のようなものなのでしょうか。それにしても「ネット断酒」というのですか、Face to Faceの自助グループに属さずに、飲まない生活へとたどり着いている人々もいるのですね。

僕は、実はあんまりネットを経由した人間関係ってのは苦手なのです。RCP/Mには間に合いませんでしたが、それでも300bpsのモデムを10万円ちかくで買ったくちです。NiftyやPC-VANの消長を眺めてきたなかで、泥沼のチャット地獄にもはまりましたし、それはたくさんの文章を書いてきたのですが、(オフ会のない)オンラインの人間関係が長続きした経験がありません。
そんな僕ですから「ネット断酒」はたぶん無理でしょうね。

ネット上でしか触れ合ったことのない人々の存在は、なんとなくずっしりとした実存の重みを欠いている幻想から抜けられないのです。 でも、そうした壁をやすやすと乗り越えられる人々もいるのですね。世代の違いなのでしょうか。僕は、古いタイプなのでしょう、現実のアル中さんたち(止める気があってもなくても)との接触があった上で、はじめて、こうしてオンラインでの自分も存在を許されている気がするのです。
でも、文章を書くのはストレス解消になるので、こうして駄文を書いているのです。

夜明けがアラスカからアリューシャン列島へ届いてきました。 そろそろおうちへ帰ろうかな。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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