鍋をたたく...鍋男

 

 

Universal Walk にて - 2001年05月04日(金)

 こないだから何回か話に出てきているトリニダーディアンのAさんが、Universal Studio Japan の横のショッピングモール「Universal Walk」でイベントをやるというので、見に行きました。駅をおりる前からなんだか違和感が。大阪もこてこてに煮詰まった所に、非常にイマドキを意識したデザインの駅、街、店、、。まーね、夢見に行ってるんだからね、これぐらいじゃないと。でもなーんか笑っちゃう。横におっきなビルも建築中でした。ここはもっと大きくなって、「夢のような街」ができるんだろな、と思ったら、とても不思議な気持ちになりました。

 さて、Aさん、ストリートでの演奏だったんだけど、相変わらずいいステージ。カタコトのMC(曲間のしゃべりの事ね)もかわいらしくて、いい感じで盛り上がってました。ここ一ヶ月ほどで3-4ステージを見てるんだけど、この人どんなとこでも、場所にあわせて、しかもAさんらしくうたうのね。すごいわ。

 駅に近い側にHMVがありました。最近CD屋さんにも寄っていないのでいい機会とばかりに、くるっと一周。端っこのWorld Musicのそのまた端に「スティールドラム」のコーナー発見。HMVとはいえ、観光地のお店。ちょっとマニアな物はほとんどないような、売れ線一筋のようなこんなとこで、こんなコーナーができるほどスティールパンのファンの数も増えてきているのだなと、実感。もう、マニアの物ではないということですよね。

 そこでThe Esso Trinidad Steel Band を見つけた。音源は、ずいぶん前に知り合いからまわしてもらったのだけど、なかなか探しに行けなくて、買い損ねていたCDだった。僕の中では結構なお気に入りの方である。71年の物なのでチューニングとかまだあんまり整いきってない感じだったりするんだけど、「そんなのもうどうでもいいっ」てぐらい、みんな楽しそう。そのへんはプロデューサーのVan Dyke Parks 大先生の手腕なのでしょうか。スティールパンの音を初めて聞いたときのうきうき感を久しぶりに思い起こした一枚です。結構手に入りやすいので、「なにかパンのCDが欲しい」という人にはおすすめかも。


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home