鍋をたたく...鍋男

 

 

武庫川で外人さんが - 2001年05月20日(日)

 武庫川で外人さんがめちゃめちゃぎょうさん(たくさん)集まっていた。武庫川の土手はいくつかの出店と、いくつかのステージと、これでもかっていうくらいの外人さんと、多少の日本人であふれかえっていた。
 はじめてこのイベントを見に来たときにはびっくりした。どっからこれだけ湧いて出てきたんだ(失礼)。これだけたくさんの外人さんを日本で見たことがなかったから出た感想。
 そこで知り合いのこれまた外人さんと英語で喋っていると、別に日本でもどこでも関係なくなってきてしまう。

 このパーティーは毎年この季節にやってまして、今年は初めて参加させてもらいました。3つあるステージの端っこ、アフリカンドラムのワークショップなんかをやっているアンプラグドのステージ。お客さんとの距離が短いリラックスできるステージだ。

 セッティングをしているとわらわらと人が集まってくる。にわかに演奏をはじめると、人の輪がきゅっとしまる。

ステージサイドでパンの中のスティックさばきを凝視するひと。
ビールを片手に立ち止まったまま、通り過ぎるのが名残惜しいような顔をして、斜めに立って聞いている人。
バスタオルを持ってきて、ステージ前に陣取りはじめる人。
その後ろで彼女と軽く抱き合ってステップを踏みはじめる人。

 今日はテナーとギターパンそれにパーカッションの3人でのBomb。この3人では今まで、あまり本番をやっていない。小さいけど、純粋にスティールバンドな音でした。反響のほとんどない所での演奏は、ビートがまともにお客さんの耳に伝わっているような気がして、とても気持ちが良かった。屋外、土の上、周りを囲む聴衆。これは僕が一番いい音だったと記憶している、1993年のMoluga Pan Jumboreeでの環境と一緒だった。規模は小さいけれど、こんな幸せなことはない。やっぱ、土の上で、生で、屋外で。これが気持ちいい。

 私たちの次にステージに立ったのは、セネガルの人たち。ステージサイドを指さして、「もってこいよ」と笑う。輪に入れとの事。太鼓と歌の中にパンでダイブする。大きくとると気持ちいいけど、その中身はなかなかに凝った作りになっている気持ちいいビートにのっかって、ぐりぐりやらしてもらう。すごい、すごい。このビートはすごい。お客さんもがんがん踊ってる。

 ライブ後、プールに行った日の午後のようなだるーい疲れが気持ちいい。

 今日も一日お疲れさまでした。この3人もいいな。またやろう。



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