せったでいったった。 - 2001年05月21日(月) ここ一週間ほど夏のような日が多く、すでにTシャツにビーチサンダルでうろうろしている。なんだか、すっかり夏男である。このスタイルは、トリニダードでの僕の制服のような物だ。 今日はまた暑い日だった。朝から高校の授業があったので、とりあえず家を出た。靴下をはいて靴を履くのがめんどくさくて、裸足、ビーチサンダルで家を出た。どうせ、高校は上履き、下駄箱に靴を入れて、スリッパを履いて授業するのだ。ビーサンでも関係なかろう。そう思ったのが間違いだった。 上履きのスリッパってのは来客用の物。町医者の待合い室にあるような、緑色のビニールっぽいスリッパ。裸足で一時間もはいていたら、汗でぬるぬる。失敗である。 しかも、音楽準備室ではスリッパを脱いでくれといわれているので、裸足でうろうろ。かっこわりぃ。大失敗である。 最近の男子高校生はシャツを学生ズボンに入れないで、べろりと出しているのがかっこいいようで。廊下でいかにも「生徒指導の先生」という顔をした先生とすれ違った。 すれ違ったときに「おい、シャツをズボンの中に入れろ、きみら」と男子生徒に注意をしている。「すいません、僕、裸足です」。そそくさ。 しかも、髪がだいぶ伸びてしまってうっとおしいので、今日はトリニダードのキャップをかぶって行ってた。学生なら、「建物の中では帽子を脱げ」と怒られてるんだろな。そそくさ、そそくさ。 よく見てみれば、まー、こんなかっこで来てる教師はほかにいない。毎日おんなじジャージ着てくる先生もどうかと思うが、裸足もないな。やっぱり、靴ぐらいは履いて来よう。演奏の仕事で行ってるわけじゃないからね。演奏でもビーサンはどうかと思う? 関西の人間じゃないと何のことかわからないですね、このタイトル。僕がはいてるような、ぺらぺらのサンダルをせったと言います。「草履」の事なんかな。「いったった」は標準語で言うと「行ってやった」。なにか痛い思いをしたわけではありません。 -
|
|