晴れのち曇り。
部屋が散らかっている。 「そうじするから、外で遊んでて!終わったらでかけよう。」 と秀パパが言った。
く〜ちゃんとククリは外で遊ぶことにした。 縄跳び二本を輪にして繋ぎ、電車ごっこをした。 「キンコンカンコン!」
ククリは疲れたらしく 「車に入って休んで、待っていよう。」と言い出した。
しかたなく、車に入る。 車の中で音楽を聴いたり、温泉の本を読んでいたりした。 30分は待った。
「秀パパ、来ないね。ククリ喉が痛くなってきた。家へ戻ろう。」 「え〜。」…出かけないの?
部屋に戻った。
?リンゴの匂い?
「秀パパ、ろうそくつけたの?」 「うん。」
秀パパがドイツで買ってきた、香りのする蝋燭を焚いていた。
ククリは部屋の電気を消した。 ククリは炎の上に手をかざした。
ククリ:「♪パッケロケロッパー…。」
く〜ちゃん:「♪☆×▲□…。」
裏が緑のチラシを出し、カエルの絵と、怪しい文字を書いた。
「写真に撮るよ(笑)!」
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