今日は母が上京する日。 準備はほとんど終了しているので、 することは大して無かったのですが、 「花嫁の母が結婚式前日に上京するのはダメよ」 なんて言って、来てくれました。 実家は職業柄、昔から家を空けることをすごく嫌う家でした。 でも今回は私の結婚式。 両親も家のことを気にしながら、いろいろ手配してくれて、 上京してくれることになりました。
母が来る前にホテルでエステとネイルケアと最終打ち合わせ。 母を迎えに行く時間が迫ってきて焦りました。 なんとか東京駅で会えて、チェックインのため再びホテルへ。
一人暮しをしていたマンションは2人が泊れる状態ではなかったのと、 結婚式の朝が早いこともあって、 今日と明日はホテルに泊ることにしていました。 2月に母が来てくれた時にも泊ったので、これで2度目。 バスルームが広くてけっこうお気に入りです。
新宿のデパートで、ご近所からいただいたお祝いのお返しのためのお菓子を 実家に送る手配をして、新居へ向かいました。
新居ではお仏壇をきちんとセッティングしてもらいました。 すべてがミニチュアな、まるでおままごとのようなお仏壇。 でもちゃんと仏壇の形をしていて、なんだか嬉しい。 お花立て、香炉、ろうそく立て(電球式)。 最初はもっと簡単なものにしようかと考えていたようなのですが、 仏具屋さんに聞いたところ、若い人用にこういうものが作られているそうです。 母にお経をあげてもらって、完成。 「毎日手を合わせなさいよ」
新居は全然片付いていなかったので、母が我慢しきれず片付けていました。 「物は捨てなさいよ」
残っていたカステラを出して、お茶タイム。 この家で母とお茶を飲むなんて、もうこれでないんだろうなぁ。 なんだか変な感じ。
ホテルに帰って早めに休むことに。 母は疲れたのか顔も洗わずに眠ってしまいました。 母にしては珍しい… 私も寝る準備をして就寝。
ところが… 「携帯鳴ってたわよ」 時間は午前4時少し前。 携帯を確認すると、恋人さんからメール。 「ゴミ捨てで鍵を家に忘れた」 我が家はオートロックの家。 鍵はお互いに1セット持っているだけ。 ということは… 恋人さんに電話。。。 私:鍵が無いってことは家に入れないの? 恋:そう。 私:あのー、鍵を無くした時に電話できるところあったじゃない? そこに電話したら? 恋:うん。電話してみる。
しばしたって、 恋:全然ダメ。鍵は無いらしい。 私:使えないなー。私この時間にタクシー乗るの嫌だから、 タクシーでここまで来てくれない? 恋:わかった。ごめんね。
恋人さんはホテルまで来て、私の鍵を受け取って帰りました。 「鍵、なくさないでね」って言ったら嫌な顔してた。 全く信じられないようなことをやってくれる人です。 なんとなく何かやるんじゃないかって予想はしてたけど。 母が起きてメールに気づかなかったら、恋人さんはどうなっていたんだろう??(笑)
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