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らすくの味
rask
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2002年04月12日(金)
結婚式前々日

今日は母が上京する日。
準備はほとんど終了しているので、
することは大して無かったのですが、
「花嫁の母が結婚式前日に上京するのはダメよ」
なんて言って、来てくれました。
実家は職業柄、昔から家を空けることをすごく嫌う家でした。
でも今回は私の結婚式。
両親も家のことを気にしながら、いろいろ手配してくれて、
上京してくれることになりました。

母が来る前にホテルでエステとネイルケアと最終打ち合わせ。
母を迎えに行く時間が迫ってきて焦りました。
なんとか東京駅で会えて、チェックインのため再びホテルへ。

一人暮しをしていたマンションは2人が泊れる状態ではなかったのと、
結婚式の朝が早いこともあって、
今日と明日はホテルに泊ることにしていました。
2月に母が来てくれた時にも泊ったので、これで2度目。
バスルームが広くてけっこうお気に入りです。

新宿のデパートで、ご近所からいただいたお祝いのお返しのためのお菓子を
実家に送る手配をして、新居へ向かいました。

新居ではお仏壇をきちんとセッティングしてもらいました。
すべてがミニチュアな、まるでおままごとのようなお仏壇。
でもちゃんと仏壇の形をしていて、なんだか嬉しい。
お花立て、香炉、ろうそく立て(電球式)。
最初はもっと簡単なものにしようかと考えていたようなのですが、
仏具屋さんに聞いたところ、若い人用にこういうものが作られているそうです。
母にお経をあげてもらって、完成。
「毎日手を合わせなさいよ」

新居は全然片付いていなかったので、母が我慢しきれず片付けていました。
「物は捨てなさいよ」

残っていたカステラを出して、お茶タイム。
この家で母とお茶を飲むなんて、もうこれでないんだろうなぁ。
なんだか変な感じ。

ホテルに帰って早めに休むことに。
母は疲れたのか顔も洗わずに眠ってしまいました。
母にしては珍しい…
私も寝る準備をして就寝。

ところが…
「携帯鳴ってたわよ」
時間は午前4時少し前。
携帯を確認すると、恋人さんからメール。
「ゴミ捨てで鍵を家に忘れた」
我が家はオートロックの家。
鍵はお互いに1セット持っているだけ。
ということは…
恋人さんに電話。。。
私:鍵が無いってことは家に入れないの?
恋:そう。
私:あのー、鍵を無くした時に電話できるところあったじゃない?
  そこに電話したら?
恋:うん。電話してみる。

しばしたって、
恋:全然ダメ。鍵は無いらしい。
私:使えないなー。私この時間にタクシー乗るの嫌だから、
  タクシーでここまで来てくれない?
恋:わかった。ごめんね。

恋人さんはホテルまで来て、私の鍵を受け取って帰りました。
「鍵、なくさないでね」って言ったら嫌な顔してた。
全く信じられないようなことをやってくれる人です。
なんとなく何かやるんじゃないかって予想はしてたけど。
母が起きてメールに気づかなかったら、恋人さんはどうなっていたんだろう??(笑)