やるきまんまんの日記
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| 2005年06月19日(日) |
今週の見通し 6/19-6/25 |
今週の見通し・為替 円相場、底堅く推移
今週の円相場は1ドル=108―110円程度で推移するとの見方が多い。ドル高基調は続くとみる市場参加者が多いが、米金利の先高観を材料にした円売り・ドル買いが一服。投機筋が持ち高調整の円買い戻しを進めるとの観測も出ている。
経済指標では20日の5月の米景気先行指数と、23日の日本の4―6月期法人企業景気予測調査に市場の関心が集まっている。
最近発表になった米経済指標は、5月の鉱工業生産指数がプラスに転じた半面、小売売上高は9カ月ぶりにマイナスになった。外為市場ではこのところ「日米の景況観格差は縮小している」との観測が浮上しており、今週発表の経済指標がこの見方に沿った内容になれば、円買い圧力が強まる可能性もある。
円相場は先週初めに年初来安値を更新し、1ドル=109円台に下落した。この水準では円売りに拍車がかかるとされてきたが、利益確定のドル売りなどで円売りが息切れしたことを意識する市場参加者は多い。国内輸出企業の円買いも続くとみられており、円安加速を予想する向きは少ない。
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