やるきまんまんの日記
DiaryINDEXpastwill


2005年09月11日(日) 今週の見通し 9/11-9/17

今週の見通し・為替──円相場、底堅く

 今週の円相場は底堅く推移するとの見方が多い。11日の衆院選について、市場では与党が勝利し、小泉純一郎首相が続投するとの見方が強まっている。小泉首相は自民・公明両党で過半数の獲得を勝敗ラインに掲げており、これを大きく上回れば円買いが加速しそうだ。逆に過半数ぎりぎりの場合や敗北すれば、政局が不安定になるとの思惑から円は売られる可能性がある。

 市場参加者の予想は1ドル=108円台から112円台に集まっている。選挙後の株式市場の動きが、外国為替市場に影響を与える可能性も大きい。

 米国の金融政策も焦点だ。外為市場では大型ハリケーン「カトリーナ」が米経済に与える影響を懸念して、20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でこれまで続けてきた利上げを休止するとの見方もくすぶっている。その一方で、モスコー・シカゴ連銀総裁らが講演でインフレ懸念を強調したのを受け、米利上げは続くとの読みも再び広がっている。FOMCが近づくにつれて、円相場は膠着(こうちゃく)状態になるとの見方もある。 


やるきまんまん |MAIL

My追加