やるきまんまんの日記
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2005年10月16日(日) |
今週の見通し・為替 10/16-10/22 |
今週の見通し・為替 113―116円でもみ合い
今週の円相場は1ドル=113―116円を中心にしたもみ合いが続きそうだ。日米の金利差に着目した円売り・ドル買い意欲は依然として旺盛だ。ただ海外投機筋などがいったん利益確定の円買いを進めるとの見方も多い。
市場では米国で18日に発表される卸売物価指数に対する注目度が高い。原油価格の高止まりやハリケーンの影響などによる米国のインフレ懸念が、どの程度現実味を帯びてくるのかを見極めようとするディーラーが多い。
最近の外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ懸念から今後も利上げを継続する姿勢を示したのを受けて、円売り・ドル買いが優勢な展開が続いてきた。日米の金利差が拡大するとの観測が広がっていたが、ここにきて米国の株式相場が軟調に推移するなど、一段の利上げによる経済の減速懸念も出ている。米株安がさらに進むようだと、円買いが膨らむ可能性もある。
17日には日銀の福井俊彦総裁と、来日するグリーンスパンFRB議長の会談があり、首脳発言に市場の注目が集まっている。
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