やるきまんまんの日記
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2005年10月23日(日) 今週の見通し 10/23-10/29

今週の見通し・為替 円相場は強含み

 今週の円相場は強含むとの見方が多い。先週まで日本と米国の金利差が広がるとの思惑などから円売り・ドル買いの流れが優勢だったが、米国の利上げは市場でほぼ織り込まれ、いったん円の買い戻しが進むとみられる。大手銀行などは手持ちの円が不足気味で、円が買われやすい地合いとの指摘もある。

 市場参加者の予想は1ドル=113円台から116円台に集まっている。今週は米国の経済指標の内容が相場の動向を左右しそうだ。まず25日に米国で10月の消費者信頼感指数の発表がある。米国の消費者心理をみる指標で、「エネルギー価格の上昇が個人消費に与える影響を見極めたい」との声がある。予想より悪ければドルを売って円を買う動きが強まりそうだ。

 大型ハリケーンが米経済に与えた影響をみるため28日発表の7―9月期の米国の国内総生産(GDP)速報値に注目する市場参加者も多い。一部では米景気の減速を懸念する声もあり、「予想を下回るとドル売りが加速する」との見方もある。国内の景気指標では28日発表の9月の全国消費者物価指数がある。


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