やるきまんまんの日記
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2008年08月24日(日) |
今週の見通し・為替 原油・景気意識、方向感欠く |
今週の円相場は方向感が定まりにくい展開になりそうだ。原油相場の値動きが引き続き激しく、これを受けてドルが上下に振られやすい地合いにある。一方で日本は景気が停滞し、円を積極的に買う理由に乏しい。市場参加者の予想は1ドル=108―111円に集中している。 今週も引き続き、原油価格の動向に注目だ。先週は1バレル122ドルまで値を戻し、ドルの買い戻しが一服する場面があった。しかし週末には再度、原油相場が大幅に下落し、これにつれてドルが買われる動きとなった。足元は原油価格の動向がドル相場の方向感を左右する傾向が顕著となっており、グルジア情勢などの地政学リスクなども視野に入れて、神経質な展開が続く可能性が高い。 今週は日米ともに主要な経済指標の発表が相次ぐ。注目度が高いのは、25日発表の米中古住宅販売件数など住宅関連の指標。市場では「底が見えない米住宅価格が下げ止まるか見極めたい」との声が多い。個人消費など米国景気の動向を探るうえでは、27日発表の7月の米耐久財受注への関心も高まっている。
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