やるきまんまんの日記
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2008年11月02日(日) |
今週の見通し・為替 円、値動きの荒い展開に |
外国為替市場では今週も値動きの荒い展開が続きそうだ。市場参加者の予想は1ドル=90―100円の間で幅広くなっている。 今週は主要国中銀の政策金利発表が相次ぐ。先月29日には米連邦準備理事会(FRB)が史上最低に並ぶ1.0%まで利下げし、日銀も同31日に7年7カ月ぶりに利下げを実施、政策金利を0.3%とした。欧州中央銀行(ECB)やオーストラリア準備銀行(中央銀行)も利下げが確実視されている。 各国が金融緩和に動くなかで株価も反転し、投資家がリスクを取りやすくなれば、円安方向に振れる可能性がある。 米国の経済指標も焦点だ。7―9月期の実質国内総生産(GDP)は年率換算で0.3%減と落ち込みは市場の事前予想より小さかった。市場では「10―12月期が最悪期になる」との見方が多い。3日の米ISM製造業景況感指数や7日の米雇用統計がどの程度悪化するのか注目だ。 米国時間の4日には米大統領選が行われる。民主党が勝利すれば追加経済対策が見込まれ、一時的にドル高になる可能性もある。
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