Onry Me
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今日の東京は朝からとても良い天気で 2月とは思えないくらい暖かい一日でした。
・・・そんでもって今日は予想外に?朝早くに目が覚めたので 2度寝をしようとも思ったんだけど、あまりにも天気が良かった んで昼まで寝るのは勿体無いと思い、そのまま起きることにしました。 暖かいと普段、引き篭もり児の私ですら外出したくなる から不思議なものです(笑) そんなわけで、今日の午前中は外で読書でもしようと 思い立ち近所の公園に足を伸ばしました。 たいした趣味は無い私だけど読書は結構好きなのです。 休日に時間を気にすることなく、のんびりと本を読む。 最近は心にゆとりがなくてなかなか読書も出来ないんだけど、 たまには、こんな贅沢な時間の使い方も良いもんです。
ちなみに何を読んでたのかと言うと・・・ 文芸春秋を読んでました。 今月号はなんといっても芥川賞受賞で話題騒然の 金原ひとみさんの「蛇にピアス」と綿矢りささんの 「蹴りたい背中」が掲載されているのです。 780円で、この2作品が読めるだなんて何ともお得ではあ〜りませんか!? 売り切れる前に買っておかないとと思い、先日慌てて購入したわけですが 私と同じ考えの人が世の中には大勢いるらしく、書店では文芸春秋が 飛ぶように売れ、どこもかしこも売り切れ続出。 あっという間に100万部突破!!
100万部って・・・(汗)
そんなわけで朝早起きして「文芸春秋」片手に 近所の公園に、いそいそと出かけたしだいです。 途中、ファーストフード店で朝食と飲み物を買い準備万端。
公園のベンチにドッカリと腰をおろし、読書開始。 穏やかな朝の日差しの中、まずは綿矢りささんの 「蹴りたい背中」から読むことにしました。
・・・ちなみに読んだ感想はどうだったかって言うと 最初の数ページを読んで単純に凄いと思いました。 ストーリーがどうこうとかって言うよりも、 高校を卒業したばかりの18、9の若者が、こんな細かい心理描写で あったり文章をかけるのかな?って単純に驚いた。 私が高校生の頃なんて鼻水垂らしてボケーとしてたよ(笑) ・・・でも多分、舞台が高校だってのもあるのかもしれないけど、 等身大だからこそ描けたリアルがあったのかもしれないな。 冒頭の部分の「群れるのが嫌い」的な心理描写の部分からして、 そう言えばそんな感情って学生時代にあったよなぁ〜って思ったもん。 ストーリーの方は、まだ読んでる途中だからなんとも 言えないけど面白いです。 ちなみに、この作者の紹介記事が375ページの上部に 乗ってたんだけど彼女は高校時代にキャッチコピーを 作る授業で
「はやりやまいはやはりやばい」
という薬屋の標語を作ったんだそうです。
「流行り病はやはりヤバイ」
間違いなく糸井重里よりも上手いと思う(笑) ・・・やっぱ色んな意味で文章を作り出すセンスがあるんだろうな。
ちなみに「蛇にピアス」の方はまだ全然読んでないから、 どういった内容なのかも良く分からないんだけど、パラパラっと めくって読んでみたところ、関東地方で言う所の女性の陰部?の 名称が頻繁に出てきてビックらこいた(汗) あれは一体なんだったんだろう???(謎) 「蛇にピアス」って官能小説?(間違いなく勘違い)
何はともあれ当分は通勤時間に読む小説が出来たので 良い暇つぶし&気分転換になりそうです。
ちなみに読書は結局1時間半位のんびりとしてたんだけど しばらくしたら風が強くなってきて読書が出来る状態じゃなく なったので撤収しました(爆)
今年、最初の春一番だそうです。 どうやら春も、すぐそこまで近づいているらしいです。
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