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2004年05月02日(日) |
「空海と高野山」展に行く |
本日、上野の東京国立博物館で開催されている 「空海と高野山」展に行ってきました。 私の職場が上野なので、ちょくちょく車で国立博物館の前を通るんですが、 毎回前を通る度に「見に行きたい!!」って思っていたんですよ。 ・・・で、本日ようやく念願かなって見に行って来ました。 ちなみに私は結構、歴史的な美術品を見るのが好きでチョクチョク、 1人で見に行くのですが今日も1人で見に行って来ました(笑) っていうか、こんなもん、どーせ誘っても誰も見に付き合って くれないだろうし・・・(汗)
それにしても、素晴らしい展示品の数々に時間を忘れて 魅入ってしまいました。 「なんでも鑑定団」に出品すればいくらになるのかな? なんて最初は微妙に邪な気持ちで見ていたんですが、間違えなく 値段もつけられないであろう国宝級の美術品の数々に圧倒され 続けました。 ・・・中でも空海の直筆の書は圧巻でした。 何が書いてあるのかはまったく分からないんですが(爆) 空海って物凄く字が上手いんですよ(笑) その他、高野山の3大秘法「飛行三鈷杵」「諸尊佛龕」「聾瞽指帰」 も見れたし、弘法大師坐像や八大童子立像や血曼荼羅等々・・・ 今後、一生お目にかかれないかもしれない歴史的な品々を直に 見ることが出来て大満足でした。
それにしても、歴史のあるものを見ていると、どうしてこうも ワクワクするんだろう?って私自身疑問に思ってたんですが、 最近になって多分それは私自身が時間を超えてその人物を感じることが 出来るからなんじゃないかな?って思うようになりました。 ・・・例えば誰かに「空海って人物が大昔にいたらしいよ」って 聞いても正直ピンと来ないけど、空海の自筆の書物や実際に使っていた 法具を見れば確かにそこに空海が存在していた事が実感として 伝わってくるんですよ。歴史的な美術品や書物って、それぞれの 時代を生きた人々が実際に使っていたり書いたりしていたからあるわけで、 それら全ての品々が歴史の証明というか証拠ってことだと思うんですよ。 そう考えると変な話だけど空海すらも身近に感じることが出来るんですよ。 だからきっと私は、そういった歴史的な美術品を見る事で大昔に 生きていた人々の生活や考え方を含めてそれら全ての存在を感じるのが 好きなんだと思います(笑)
・・・ちなみに浅井長政とお市の肖像画の掛け軸があったんですけど、 これも感動しました。 ってのも、戦国時代で一番好きな武将が浅井長政なんです。 教科書で見た事はあったんですけど、実物を見れるとは思いませんでした。 って、夜、飲みの席で友人に熱く語ったら変人扱いされました(汗) ・・・やっぱ私の趣味は理解されないようです(爆)
なにはともあれ、有意義な一日が過ごせて良かったです。
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