どうして苦しい思いをしてまで走るのかな?と いつも思う 「走るのが楽しい」と言う‘Qちゃん’は別として。
毎週何処かの局で中継されている マラソン
ただひたすら走り続ける選手を見てて、何が面白いのかな?と いつも思う スポーツの中でも走る事が好きじゃないので 尚更そう思うのだけど。
中学生の時に学校行事として、校区内を走る「マラソン大会」が有った 男子は5km 女子は3km
体育が嫌いで 走るのが遅い私は 朝から憂鬱だった。 でも 走らないわけにはいかなくて 「嫌だ嫌だ」と思いながらスタートした。 走り出してすぐに 脇腹が痛くなり始めて 息が苦しくなって。
何キロ地点だったのか忘れてしまったけれど 走る気力と体力が無くなってしまってて、殆ど歩いている状態の時に 「乗りなさい」と、後ろから声がかかったので振り向いてみたら、 『救護車』と書かれた車の中に 太ってて色白の男子が乗ってた・・ 半数以上がゴールしてて 私の後ろにはもう誰も走っていなくて。 これ以上走り続ける事は出来ないだろうと声をかけたらしい。
けれど そんな状態の時でも 一応プライドは有った。
「色白のデブとは、一緒の車には乗りたくない」
そんな意地が私を頑張らせた 最後まで完走させた。 最後まで走った私を拍手が出迎えてくれた うれしかった。
その後も、マラソン大会に参加したのだけれど 思い出すのは 何十年経っても覚えているのは、その時の事だけなのです。
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