一橋的雑記所
目次&月別まとめ読み|過去|未来
2005年12月22日(木) |
生け贄バトン番外編。※ホントは060619.0621完結(完結て)。 |
ちょいと諸々煮詰まっているので。 徒然に思いつくままに。 ちょっと具体的なキャラですとか。 シチュエーションですとかを想像しつつ書いてみたり。
かなり勝手な脳内妄想炸裂的徒然ですので。 どれが誰だか、誰が誰に宛てたものだか。 全問正解するのは確かに、至難の技かと(爽笑)。
ヒント: マリみてとか舞-HiMEとか(これがヒントかよ)。
※060621.全回答UP。
■キーワード1 【雪】 触れたら消えてしまうのじゃないかと思った。 だから、手を伸ばせなかった。 寒空を見上げていたあなたが。 何を思い出しているのか聞けなかった。 素直に答えを返してくれるとも思わなかったけれど。 「……何?」 振り返ったあなたの顔に浮かぶ笑みの向こうに。 あの日の涙が見えた気がしたから。 私は、ゆっくりと微笑んでみせた。 「何でもないわよ」 あなたの弱さを暴けないほどあなたを想う。 そんな未来をあの日の私は。 想像もしていなかったのだとふと思った。
■キーワード2 【月】 近過ぎると、大きくて赤くて怖くて。 まともによう見ることさえ叶わんのに 昇ってしもたら青くて綺麗で小さくて。 なんや、惜しい事してしもたような。 切ない気持ちになってしまいます。 近付き過ぎたら、嵐になる。 遠過ぎたら、不安になる。 ……ううん、堪忍。 ちょっとした、独り言やから。 どうか、気にせんとって。
■キーワード3 【花】 綺麗だと思ったから。 いつまでも見ていたと思ったから。 ずっと側に居たいと思ったから。 本当に、それだけなんだけど。 あんまりにも安心した顔をして。 私の肩に頭を乗せてまどろんでいるから。 ただ見ているだけなのに何だか。 悪い事をしている気分になって、困る。
■キーワード4 【鳥】 この空を飛ぶ為に。 地を這いずり回って食べるものを探す。 雨に打たれて役に立たなくなった羽根を。 休める場所を求めて彷徨う。 それは罰でもなんでもなく。 一人で生きていく為には。 当たり前に必要な事なのだから。 だから、これ以上、私に触れないで。 空を飛ぶことよりも大切なものを。 私に、与えないで。
■キーワード5 【風】 何もかもを忘れて走る。 過去の事、未来の事。 誰かの思い出、そんなもの全て。 駆けて来た道の上に投げ出しながら。 それでも、最後の最後にたった一つ。 消えないで残るものが。 今の私の心の中に、あるような気が、して。 だから、もし、今度出掛ける時には。 お前を後ろに乗せて走りたいと、そう思った。
■キーワード6 【無】 二人一緒に消えてしまえるなら。 何もかも無かった事にして。 あんたの笑顔だけ胸に仕舞って。 そんな夢みたいな最期の後。 うちの心に残されたのは。 前にも増して深くて暗い、それ。
■キーワード7 【光】 眩しかった。 消えてしまいたかった。 そのまま、此処から。 思い出す夏は。 あの、重いくらい鮮やかな陽の光の中。 綺麗に、溶けてしまいたかった。 居なくなりたかった。 あなたとなら、そのまま。
■キーワード8 【水】 跪いて。 浸す。 踝、膝、掌。 そっと、近づける、顔。 乾いていた私の。 多分、一番欲しかったものを。 あなたがその時、与えてくれたのだと。 思い出しながら。
■キーワード9 【火】 明日に残さないために。 明日からまた始めるために。 燃やしてしまいましょう。 ワルツを踊りながら。
■キーワード10 【時】 過去に復讐される現在を未来に癒される。 繰り返し続ける愚かな私を。 どうか、見ていて。
何となく。 小話のネタ帳を披露してしまった気分(何)。
さて。 どれが誰と誰を想定して書いたのか。 知りたいと仰る方は。 メールフォームでご一報下さいませね。 こそりとお教え致しますです。
逆に。 どれが誰と誰ぢゃない?と思った方も。 よろしければ是非にお教え下さいませ(笑)。
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