JERRY BEANS!!

2001年05月20日(日) オトコギライ

 私は多分、オトコギライである。…人としての「男の子」や
「男性」は好きなんだけど、自分にとって特別な相手として
見た時の男の人は、どんなに好きでも、心の底から信用できない気がして
ダメなのだ。多分、この人も、私を置いて行ってしまうんだろう…。

そんな哀しい気持ちが心をよぎる。

この世で一番強いつながりは、私は血のつながりだと思っているから、
両親・兄妹だけは、どんなに普段は連絡しなくても、どんなに離れた
所にいても、いざというときは絶対力になってくれたり、支えて
くれる人だと思える。それに、そんな時は私も多分、身を削ってでも
助けに行ってしまうと思う。…だけど。恋人は、どうなのか?

やはり、信用できないのは、私が単に臆病だからなのか。

どんなに好きでも、その人も、自分と同じように、私より家族を
取るのかなあと思うと、怖くて怖くて仕方がない。かと言って、
彼が家族よりも、私を絶対に取ると言ってくれても、そんな事を言って
家族の絆をないがしろにするような人を、私は好きには
ならないから、やはり、これも、仕方がない。

何かから、吹っ切れない自分は、こういう時に、普段は絶対見せない
顔で臆病になってしまうのである。何が、そんなに怖いのか?

自分を他人に見せる事?それとも、誰かを信用するのが怖いのか…。

…どうして誰かを好きになるのかな。誰も好きにならなければ
こんなに悩む事もないというのに。でも、そんな人生は、甘くも
ないし、味もしない。

こんなどうでもいい事で、私は今日も悩んでいる。


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