昨晩、彼と私と、妹カップルの4人で長岡花火に行ってきた。 出かける前に、自宅に彼を連れてきて、妹と浴衣を着る間待ってて もらったんだけど、私と妹が、あーでもない、こーでもないって、 どの浴衣が良い、とか、これには何色の帯が良い、とか、そう 言いながら浴衣を着てるのを見て、彼は、「なんか娘が出来たみたい。」 と、そう言って目を細めた。
彼は男だけの3人兄弟の真ん中で、女の子のいる生活を知らない。 だから余計にそう感じただけかも知れないけれど、私は、彼がそう 言ったのが、とても嬉しかった。
何故なら、私もそう感じていたからだ。
一緒にいて、何となく擬似家族っぽい物や雰囲気を、二人一緒に、 同時に感じる事が出来るなんて、ちょっと嬉しい。
私がいて、彼がいて、そのうち同じ匂いの家族が出来たら、確かに きっとこんなだろうって、そんな、未来の期待予想図が、二人で見れる のは、とても幸せだと、そう思った。
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