JERRY BEANS!!

2004年11月01日(月) 乾いたキス

あの人の皮膚に触れようとした時、
あまりに神経を張り詰めすぎて、喉がカラカラになった。

たかが人間の表面。

唇が、未だ無いほどにかさついた。
目から涙も出てこない。

私は、潤いたいのに。

そう、例えば小さな雨のように、
好きになり過ぎて、涙が出るような、そんな恋を。
瞳が潤むような、恋を。

抱き締めても、体温が下がらないような恋を

次はきっと、しようと、思った。


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nana [HOMEPAGE]

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