貴方が居てくれて良かった。
生まれて初めて、こんなに言葉が繋がる人に出逢った。
私が映したいものを、映し続けてくれてありがとう。
人間の、柔らかく温かい部分。真実という美しさ。 物悲しいこの世のはし。冷たい水辺。
貴方を好きになる前に、壊されそうなくらい、好きな人が居ました。 彼の精神は、あまりに精巧すぎる人工物で、私はその徹底っぷりに 感服したものでした。その、固定された、凄惨な美と、完璧な構図。
…だけど、貴方に出逢って、行き詰まりの美に染まる私は救われました。 大好きなのは、貴方のその、強い姿勢。自分を見つめる素直な目。
それは、名前の通り、童子のような。
貴方のその流動的な魂の美しさがとても好きです。 小さきものの儚さも、危なげなその均整も、 土のような香りも、風のような香りも。発する言葉の素直さも。
貴方と逢えて、本当に、気持ちがまっすぐに変えられた気がします。 これから、雨の日も風の日も、ふたりで歩いて行きましょう。
どんなに、面倒な問題が起きても、一番大事なのは、私と貴方の、 ふたりの気持ちだと、ずっと思っていられるように。
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