2001年10月24日(水) |
「人生を生きるためには夢が必要だ」 |
劇団四季の「夢から醒めた夢」を見てきた。
思えば、ミュージカルは久々。 春のオペラ座以来、何も観にいっていなかった。 最近は、あまりハズレをひきたくなくて四季を観にいくにしても輸入系「有名どころ」ばかりを見てきた私。逆に新鮮なミュージカルだったかなあ。(「夢から」も有名ですがね^^;) 日本人が作るコテコテの現代ミュージカルという印象。 イヤ、悪い意味ではない。 私の場合はこういう作りのミュージカルを「コテコテ」と言うだけ。価値観は様々。
私が親だったら、子どもをつれて来たいなあとしみじみ思う作品だった。 最近、弱りに弱りまくっていたので、こういう直球作品はズシンドシンとくる。 年をとった・・・本当に年をとったのよ、全く。
私は元々歌とかダンスを見るのが大好きだし、踊れる人への憧れも強いから、ミュージカルに対する抵抗は最初から全くなかった。でも世の中には徹底して拒否する人もいて、ふーんふーんと思ったりする。
それでも、ミュージカルって素晴らしい! 私の人生には必要だなあと思う。 特にダンサブルなのがベリグーなのだ。 やっぱり踊って頂かないとね〜、観にいった気がしないわ。 タモさんがなんと言おうと(笑)、素晴らしい世界なのだ。(そういうタモさんはミュージカルにも詳しい(笑)。嫌よ嫌よも好きのうち。)
舞台作品のジャンルの中で最も好きなのはミュージカル。 ミュージカルの魅力・・・延いては舞台の魅力って、最後のカーテンコールなんだなあとつくづく実感。長年見てきたけど、そうなんだよなあと思う。 特にミュージカルの場合は、悲劇だろうが喜劇だろうが、最後にはにこにこしながら、歌い踊り、キャストが勢ぞろいする。カーテンコールでも、歌があるから作品の余韻が残っていて、私には心地いい。徹底した虚構性で、夢から醒めた後も観客に夢をみさせてくれるという感じ。 うーん、いいねえ、すてきだねえと思った今宵。
追記・・・私の後ろの席にいた女性グループ。四季ファンのようでした。 最初の遊園地の幻想的なシーンで、「オシャレだよね〜。オシャレだ〜」を連発。 何がおしゃれなのですか?(笑)。なんとなく言いたい事はわかるんだけど、その日本語の選択はなんでしょう。不思議な不思議な会話。注意ひかれまくり(笑)。 私も知ったかぶりして、こういう事言ってるんだろうな・・・・ 形容詞の選択は十分注意していこう。その前に「脱・知ったか宣言」をしないとと思ったり・・・
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