古い魔法
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2003年11月18日(火) 木のホール

桜木町で降りてランドマークとは反対側に出て、音楽通りを歩いて、もみじ坂をのぼると、神奈川県立音楽堂という来年で50才のホールがあるんだけど、1,000人ちょっとしか入らないホールなんだけど、その佇まいはとてもかんじのよいもので(なんだかかんじがよいというのは重要)、キリンジがここで演奏したらとってもいいことになりそうなんだけどだめかな。
ロンドンのロイヤルフェスティバルホールを模して作られたそうで「木のホール」って呼ばれてる。以前クロノス・カルテットを聴きに連れていってもらいまちたが、むずかしいことはわからないけれど、とっても音がいいんだ。今回のツアーではバンドアンサンブルのすばらしさや迫力を味わえたので、次はアコースティックなアレンジで、銅像は入るかわかんないけど、武道館のわるくちじゃないけど、こじんまりとした丁寧で大事にされているホールで、ホールもひとつの大きな楽器になり得るような、ツアーはいかがか。あの「カウガール」が終わりだけどはじまりだった、みたいに。
だれかこれを読むことがあったら、えらいひとにづだえでぐだざい! おでがいじまず! もうからないからだめー、とか東芝さんがいうかも(メモカぴあってなにさ)。それにチケットがとれなくて泣くかも。でも叶って聴いても泣くかも。
音楽堂から届く手紙には、ホールの前にあるクスノキが樹木医にかかっていて今は元気がないですけど、30年たてば元の姿より元気になりますから安心してくださいなんていうお話があったりして。30年、だよ。坂をさらにのぼれば、刺激の少ない野毛山動物園があるし、赤い京急に乗って行くこともできるよ。散歩するにもうってつけ! お茶うけにも!

ここに限らず全国にそんなホールがあると思うけど、(たぶん)長くなるであろうキリンジの歴史に、お遍路さんみたいに津々浦々兄弟でめぐるものわるくないと思うけどな。


Rina |MAIL

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