鼓動を聞いた 生きていた 血が流れていた
鼓動を感じた 息をしていた 暖かかった
鼓動を止めて 息を止めて 時間を止めて
ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク
もっと強く脈を打つ あなたの鼓動はとても強い あたしの鼓動はあなたの鼓動に追いつこうとする
ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク ドクドクドクドクドクドクドク
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ごっちゃまぜろ この気持ち 楽しくて 嬉しくて 切なくて 寂しくて 激しくて 静かで
この気持ちを素直に受け止めたら あたしの未来は少しでも輝きを増すだろうか?
この気持ちを素直に表現したら あたしの心は少しでも成長するだろうか?
ごっちゃまぜろ 過去も今も未来も
ごっちゃまぜちゃえ あたしも君もあの人も彼も彼女も
みんなひとつになっちゃえば楽なのに
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刺すような冷たさが全身を縛る
君の笑顔がその寒さを和らげ
わたしを夢の世界へ連れて行ってくれる
泣きたくなるような寂しさは
君の去った後、数倍にも膨らむ
わたしを刹那に導く君の手のひら
わたしの歌声を聞いて 何かを発しているけれど 君には届かない
君の優しさを浴びて 何かを求めているのか わたしにはわからない
この悴んだ指先に
この歪んだ背骨に
骨まで凍るような冬に
君の大きな手のひらを
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何かがわたしを照らす時 わたしは輝いている
素敵な夢を見ている時 わたしの微笑みは絶えない
この曇った空にも一筋の光が差し込んでいる この湿った空気にも酸素が満ちている
欠けるものがあって存在するもの 存在するために失うもの
平和に満ちたこの瞬間を わたしは体いっぱい愛でる
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