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■ 夜桜天国
東京の昼は汗ばむくらいの陽気です。 会社のフロアではすでにエアコンがフル稼動状態。女の子たちはブルブルして るのに半袖でウロつくデザイナーさんや営業さんがいりってどーいう事さ?(笑)
くづきの家の近くに桜並木があります。 丸まる1駅分続く長い桜並木。 遊歩道を歩くと頭上には桜のアーチが延々続きます。普段はこの道は少し遠回 りになるので通らないのですが、この時期だけは別。
朝や昼はお花見の人が多く屋台なども並んでいるのですが、深夜になるとほぼ 無人。貸切状態の桜並木を自転車で通り抜けるのは気持ち良いです。 一人きりだと思って自転車を飛ばしているとところどころに置かれたベンチで 独りマッタリ花見酒を楽しんでいる人やラブラブな雰囲気のカップルがいたり して、ちょっとビックリ。 (いや、向こうも突然の自転車に驚いてると思うけどさ)
桜の下でのドンチャン騒ぎも楽しいけれど、月明かりに光る花を見るのも良い ものです。私も時々自転車を止めて桜をボーっと見てしまう事もあったり。 この季節だけの楽しみですね。
桜の木は花が咲き始める寸前の姿も意外に好きだったりします。 膨らんだ赤い蕾のせいで木全体が上気したような赤のイメージで包まれて、夜 目に見ると妙に色っぽい木です。その癖に花が咲くとあの赤い艶かしいような 姿は消えて、ほんのり薄紅色をふくんだ清楚な花が咲いてしまう。 青空を背景にして色のグラデーションを作る姿は美しく、闇にぼんやりと浮か びあがる輝きはとても清らかだ。
そして10日もすれば名残惜しいと皆が思っているのに、風に舞ってさっさと 散っていく。
この花が愛される理由ってこういうところなのかなぁ。
唐突ですが、東宝エリザのパクルドって「桜」のイメージです。 でもお馴染みの桜色ではなく白い花をつける品種の桜のイメージ。 韓国KBSの番組は今週末あたりに見られそうです(^^)
2004年03月31日(水)
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