2、3日前に5回にわたってオーストラリアの海と山の植物や動物の生態に ついての番組をNHKにて放映していました。
テレビを観ながら、海方面は内容に少しだけうん、うん…とうなずく事が 出来たのですが、山については、へぇ〜〜と関心するばかり。 以外と私は、海は得意です! 今はだいぶ遠ざかっていますが…
テレビでは、珊瑚の産卵も放映されていましたね。 ほんとに神秘な場面で、産卵についてはまだまだ未開な部分がほとんど。 産卵が始まる日の夕方前から、その土地(海面?)には有り得ないほど ジトーとした蒸し暑さを感じ、始まるかも…!!と、周りの声が賑やかになって来ます。 陽がとっぷりと浸かり完全に暗くなると、 それは一斉に始まります! それと同時に、ウエットスーツに着替えていたスタッフ(ダイビングインストラクターやダイブマスターついでに料理当番の私も)はダイブします! 海の中は声を掛け合うように、珊瑚達は次々と産卵を始め、 エアの切れる50分間たっぷり見てきます。 浮力を上手に使い、珊瑚を傷つけ無いように…!大きな珊瑚をジーと眺めると、 珊瑚の先端からスッポン!と少し濃いピンクの卵が一つづつ… 紺色の海の中でピンクの卵が…なんとも言え無い光景でした。 ダイブした時は、まだまだ少なかった卵もダイブを終える頃には、 まるで海の中でタラコを散りばめた感じです(表現が悪いですね) 船に上がって海面を見ると、帯状に卵が連なりプカプカ… たしか、9月後半か10月辺りに見られる産卵。 年に1度しか、さらに満月の当日もしくは翌日しか産卵しない為 産卵日を当てる事はちょっと難しいのですが。 その時期は、仕事中もスタッフとは産卵の話題で持ちきりでした。 テレビで観るのと、同じ光景です。 私は小さなテレビ画面に、なんで大画面で無い!!のか、悔しみながら 神秘の映像に魅入ってしまいました!
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