ダイエット指南ですよ。
僕が教えられることなど何もないのですよ。

だいたいね、男性から言わせれば
「痩せなきゃー・・・」
といいながら目の前の食い物を陰湿そうに見つめる女子よりも
「大卒なんてコトバ、古賀潤一郎にくれてやる」
などといいながら両手に骨付きの生肉を持ち
美味そうにほおばっている女子のほうがカワイイのですよ。

色気があるとか、惚れるとかはまるで無関係ですが
ある意味カワイイのですよ。


まあ、そんな切なく小粋なジョークは
タイムカプセルに入れて20年後に掘り起こすとして、

ボクね、髪の毛バッサリ切ったんですよ。
ふられ気分でRock'n ROllですよ。
もうね、伸ばし続けた髪の毛がまるで川の流れのように
自宅の床が抜けるほどに重かったんですよ。

下の階に住む、おそらく５０代前半であろう独身貴婦人、
野口さんはびっくり仰天ですよ。
ＹｏｕはＳｈｏｃｋですよ。
野口さん、全裸で大失禁してましたよ。

ボクもね、床がなくなってしまったんでね
住めなくなったんでね
仕方がないので野口さんと同棲してますよ。
おい、お茶ぁー。あとジャンプ買って来い。

話は戻りますが、いつもお世話になってる美容師のにーちゃんにね、
悩ましいほどに切ってくれ、むしろ手首切るほど悩んでくれ。
とオーダーしたんですよ。

そしたら一言
「何イセくん。バッサリ切ってダイエット？」

ブヒ？

たしかに髪の毛の分だけ体重は軽くなりますが
痩せるのとはちがうのですよ。
例えるなら、結果はなんとなく同じでも
おすぎとピーコ程ちがうのですよ。

つまりだ。
痩せたいのか体重を減らしたいのかで、その方法は異なるって訳ですよ。

そんなわけで、髪の毛すごく短いんですよ。
こんなに短いのは小学生以来ですよ。
なんか１ヶ月前とはまるで別人なのですよ。
ボクの中にいるちっちゃいボクが
「キミダレ？」
とつぶやくのですよ。