蟻ですよ、アリ。
なんかもうアリですよ。

ボクね、小さくて黒いので、子供の頃よく言われたことありますよ。

「なんかアリみたい」

バブ？

小さくて黒い＝アリ。
あんまりですよ。
安易過ぎますよ。
ボク、百科事典に載ってませんよ。

そんなねえ、そんな程度でアリだったら
なんかいきがってるけど、無駄に声が高いのでオモシロになっちゃうやつは
みーんな哀川翔になっちゃいますよ。

いまでもね、言われるんですよ。
みんな「ちび」とは素直に言わないわけですよ。
ひねり加えて、なんか要らんトンチ利かせるわけですよ。

こつぶっことか。
→スナック菓子ですよ。
小人さんとか。
→小バカにしているようで敬称がついてますよ、えらい。いや、えらくない。
発育不良とか。
→もうホント、ボクの成長過程を全否定ですよ。

ああ、アリね。
話がそれましたが、いつもそれっぱなしなので別にいいや。

アリをね、土の入った透明な器に入れると
いきなり巣道を掘り始めます。
なんか勢いだけで、思いつきで掘っているのが良く見えます。

すごいね。
そこに土があればとりあえず掘っちゃうんですよ。
掘らざるを得ないのですよ。
まるで、うんこと棒と子供が落ちていたら
とりあえず子供が棒でうんこを突っつくぐらいに本能なのですよ。

むしろ横山やすし師匠とめがねが落ちていたら
頭にめがねを載せて探させるくらいに本能なのですよ。

不思議ですよ。
不思議の国のアリ巣ですよ。
アンプティ・タンプティ（ANpty　 Tunpty）ですよ。

生きてるってすばらしい。

そんなわけで、今日は焼肉を食ったんですけどね、
ボク焼肉にはうるさいですよ。
うるさいだけですよ。
大声出しますよ。
でね、メニューから牛類がすべて消えていたわけですよ。
サラバ、ビーフ。