桃缶な日々
2004年07月23日(金)  見えなかったんだもん
今日は、マンションの消火設備点検でした。
今の所に住んで6年になりますが、それまで消火設備の点検なんてなかったので、一体何を点検するのやら・・と思いながら、とりあえず室内は片付けておいたのです。
ところが、点検する場所はにゃんと盲点だったベランダ。
私が住んでる部屋のベランダには、下の階に通じる折りたたみ式の「非常はしご」が収納されてまして、それを点検されたのです。

特に汚くしてるつもりはなかったベランダ。
だけど、そこに盲点があったのです。
非常はしごが収納されてる場所に、あたしったら思いっきり鉢植え類置いちゃってたしぃぃ。
鉢植えちゃんたちをどけたら、枯れた花や葉のクズが「うりゃ!」って感じで溜まってたしぃぃぃ
わざわざ鉢植えをどけてベランダの掃除してなかったからなぁ・・・
でも、絶句するほどクズが溜まってて、点検のお兄さんが固まったのは紛れも無い昼下がりの事実です・・(超恥ずかしかったYO!)

案の定、避難通路&はしご部分に物を置かないで下さいと注意されたし。
(でもそこしか置くとこないんだもん←非常識な言い訳)

無事に(?)点検が終わり、やれやれと思いながら何気なく鏡を見ると、ベランダに出た時の風で髪の毛がグチャグチャになっていました。
“あ〜あ、まったくもう”なんて思いながら手櫛で髪形を直そうとすると、後ろの方から流れてきた髪の中にキラリと光るものを数本発見。

その正体は、白髪。
三十路を迎えてからポツポツと白髪が出始めたのは気にしていたんです。
なので、目に見える部分は抜いていたんですけど、後ろの方まではさすがに抜けません。

ま、この機会に後ろのも抜いてみようか。

そう思って、後ろの方から流れてきた髪の毛を掻き分けると

数本どころじゃねーよ!!

なんじゃこりゃーーー!!

どこもここも、自分では見えない所からどんどん朽ちていってしまうのね・・(T△T)
途方にくれる私の頭の中に“祇園総社の鐘の声諸行無常の響きあり〜〜ひとえに風の前の塵に同じ”と、数年間思い出しもしなかったコトバが蘇ってしまいました。

月日の流れって悲しいわね・・・よよよよよ(ノヘ;)シクシク..

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