ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年08月15日(木) 平凡ではない日

「ここはもう秋だぞ!」夫の言葉に誘われてクルマから降りる。
眼下に直立する木々の梢、何処までも続いているような深い谷・・・
足元にひんやりとそれは涼しいのとは少し違う秋の気配がした。
吹き上げてくる風、足元をくすぐるのではなく・・そこに佇むように命令する風。
私たちは呆然と秋を感じる。空に手が届きそうな場所・・ああ秋だねと呟く。



いきなり自分の言葉に酔っているような今宵ですが・・はい!すでに酔っ払っています。
帰宅してからずっと飲み続けていて、もはや手遅れ状態です。(笑)

晩御飯はお盆ということで“ボンカレー”にしました。
息子だけ“吉野家の牛丼”です。実は今日のお弁当もそうでした。
我が町には吉野家がないのですが、最近通販でそれを買うことを覚えました。
冷凍で15食分入っていて“吉野家フーズ”と記してあるからには本物ですよね?
宅配会社の手違いで最初に注文したやつが、少し解凍気味だったというので
また新たに送って来てくれました。ウチのは解けてはなかったけど遠慮なく頂きました。
だから冷凍室に・・30食の牛丼です!息子が大喜びして毎日のように食べています。

ボンカレーと牛丼・・これではあまりにも手抜きだとしっかり自覚していますが、
海辺の親戚から“伊勢海老”が届きました。
すぐに食べられるように茹でてあったので最高の肴ですよね。
夫がもっと食べやすいようにと切り目を入れてくれました。

「あっ!親父が包丁持ってる!」息子が叫び、「おお!初めて見た〜」と娘が歓声を上げる。
私は過去を遡りしばらく思い浮かべてみたが、それは私の記憶にもないことであった。
「松方に似ているぞ!」「いや梅宮や!」そんな囃しが飛び交う中、夫は包丁を振るう。

「俺はね・・早く食いたいの!」辰っちゃんが振り向いてにかっと微笑む。
そして早いもの勝ちで各自むさぼるようにご馳走になった。
私もかろうじて小さいのをゲットし、冷たいビールをぐぐいっと飲み干したのである。


娘が彼氏と隣り町の花火を観に行くと言う。
「俺も・・行きたいなあ・・」と息子が淋しそうに呟く。
「私も・・私も行きたい!」と期待を込めて声を上げたが・・夫はそそくさと逃げて行った。

今日は少し遠出のアッシー君でした。
おかげで助手席でたくさんお昼寝が出来たのです。
どうもありがとう!また連れて行って下さいね。

今日はとても“いい日”だった・・・。


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